メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-レニングラード国立バレエ『くるみ割り人形』-

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2005年10月21日(Fri)

レニングラード国立バレエ『くるみ割り人形』

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レニングラード国立バレエ『くるみ割り人形』
収録:1993年  80分
演出・振付:イーゴリ・ベリスキー
音楽:P.I.チャイコフスキー
演奏:レニングラード国立管弦楽団
出演:リュドミラ・セメニャカ (マーシャ)、キリル・ミャスニコフ(王子・くるみ割り人形)イーゴリ・ソロヴィヨフ(ドロッセルマイヤー)他

CS(シアターテレビジョン)で放映されていたものを録画鑑賞。これまた微妙な「くるみ割り人形」でした。まず、舞台のセットは、かなり殺風景で質素。舞台の薄暗さも重なって、クリスマスの夜の出来事にしては、あまりにも華やかさにかける。あと、ところどころ映像にCG加工がしてあって、幻想的なイメージを加えるためか、雪だとか、オーロラなどをCGで描いているのだけれど、これが、踊っているダンサーたちと重なって、とても邪魔。ないほうがよかったなぁ・・・という印象。その上に、あろうことか、スローモーションまであったような・・・・。
全体的には、マイムが少ないところが好み。1幕からガンガン踊ってくれるので、マイム嫌いな私にはありがたい。しかし、なんだか変った解釈の「くるみ割り人形」です。まず、ドロッセルマイヤーの登場時間がとても長く、ドロッセルマイヤーの見せ場がかなり豊富な演出でした。しかも、よく踊るドロッセルマイヤーで、雪の王国にまで乱入して飛び跳ねているし、お菓子の国での王子とマーシャのパ・ド・ドゥにまで登場(乱入?)して、二人の邪魔までするのである(苦笑)。見ているうちに「ドロッセルマイヤーよ、あんたは、一体、何がしたいのだ?」と問い掛けたくなるようなドロッセルマイヤーでした。しかし、このイーゴリ・ソロヴィヨフのドロッセルマイヤーが、ステキなんです。ミステリアスな雰囲気や踊りは、なかなかのもの。ただ、ひたすら舞台が薄暗い上に、ドロッセルマイヤーの衣装は全身黒なので、足さばきなどが暗い背景に埋もれてしまって、見えなかったのが残念。
リュドミラ・セメニャカのマーシャは、しっとり系。とても美しくて、可憐で可愛らしいマーシャでした。踊りも文句ナシに美しかったです。あと、この「くるみ割り人形」には小道具の人形は出てこなくて、女性ダンサーが人形としてのくるみ割り人形を踊り、後半、人形が本格的に動き出すあたりから男性ダンサーに入れ替わるという演出になっていたのですが、私は、やはり小道具の人形がある演出のほうが好きですね。動き出すくるみ人形とくるみの王子を踊っていたキリル・ミャスニコフですが、残念ながら、あまり印象に残らなかったです。あと、この作品、物語の流れが雑。余韻というものの扱い方が雑。、いきなりスペインの踊りにはビックリ。ただ、中国の踊りを踊った男性ダンサーは素晴らしかったです。ブラホー級の華麗なる跳躍に大感動。周囲にいた4人の取り巻き娘(?)のチョンマゲのヅラがあまりにも似合ってないのには、噴出しそうになりましたけど・・・。
それにしても、「くるみ割り人形」って私にとっては、当たりハズレが激しい演目。今のところ、私にとっての当たりの「くるみ割り人形」は、ニューヨーク・シティ・バレエ団のバランシン版と、吉田都さんのバーミンガムロイヤルの映像ですね。
スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 20:53:37│
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