メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-新国立劇場バレエ「ドン・キホーテ」(ザハロワ&ウヴァーロフ)-

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2005年08月25日(Thu)

新国立劇場バレエ「ドン・キホーテ」(ザハロワ&ウヴァーロフ)

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新国立劇場バレエ「ドン・キホーテ」
【演目】 ドン・キホーテ(ミンクス作曲)
【振付】 マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー
【改訂振付】 アレクセイ・ファジェーチェフ
【出演】 キトリ : スヴェトラーナ・ザハロワ
     バジル : アンドレイ・ウヴァーロフ
     ドン・キホーテ : 長瀬 信夫
     サンチョ・パンサ : 奥田 慎也
     ガマーシュ : ゲンナーディ・イリイン
     エスパーダ : イルギス・ガリムーリン
     キトリの父 : 田名部 正治
     キトリの友達 : 遠藤 睦子,  西山 裕子
     街の踊り子 : 真忠 久美子
     メルセデス : 湯川 麻美子
     ギターの踊り : 大森 結城, 神部 ゆみ子,
     深沢 祥子
     ロマの頭目 : 市川  透
     森の女王 : 川村 真樹
     キューピッド : さいとう 美帆
     公爵 : ゲンナーディ・イリイン
     公爵夫人 : 西川 貴子
     ボレロ : 楠元 郁子,
     マイレン・トレウバレフ
     第1ヴァリエーション : 寺島 ひろみ
     第2ヴァリエーション : 本島 美和 ほ か
【管弦楽】 東京フィルハーモニー交響楽団
【指揮】 ボリス・グルージン
【収録】 2005年6月25日(土)26日(日)新国立劇場オペラ劇場(東京)

2005年8月21日NHK教育「芸術劇場」の公演コーナーにて放映されていたものを録画鑑賞。キトリを踊ったザハロワさん、相変わらず美しいですねー。あの細くて長い四肢にウットリです。足がなんと軽々と上がるんでしょう!あの腕が欲しい・・・。でも、なんだかキトリが似合ってない気も・・・・。いえ、もちろん、あの真っ赤な衣装や、頭につけた花飾りにいたるまで、衣装は彼女の美しさにとっても似合っているんですけどね。何かが似合わない感じがしたのです。大人っぽすぎるのか、上品すぎるのか、ルグリのバジルを見たときに感じた違和感と同じ種類の違和感を感じてしまった。町の人々の中にいても、もう「姫」なんですもの。ドン・キホーテがドルネシア姫と間違えるのも納得なぐらいの姫オーラ炸裂。その姫オーラのせいか、下町オーラが感じられなくて、どうも違和感が拭えなかったのよね・・・。案の定、ドルネシア姫になったときに、ずっと悶々と抱いていた違和感がパーっと晴れ、水を得た魚状態でザハロワさんが神々しく見えたので、ああ、この人は、もう存在そのものが「姫」なんだなーとシミジミと思いました。ちょうど先日見たABTの「ライモンダ」でパロマ・ヘレーラに感じたことの正反対ですね。隠しても隠し切れない姫オーラを持つザハロワさんは、キトリよりもドルネシア姫の方が、似合っていて素敵でした。あと、キトリの時のザハロワさんは、技術面でちょっと踊りが雑だった気がしました。舞台の端からクルクルクルと回転してきて、ピタッ!と止まるときにフィニッシュが決まっていなかったり、連続フェッテも高速回転&ドゥーブルで気合満点で凄いんだけれど、軸が微妙にズレがちだったり。凄いんだけれど、なんとなくブラボーとは言いたくない感じの踊りでした。
ザハロワさんだけでなく、舞台全体も、なんだかラテンの香りのしない「ドン・キホーテ」でした。なんだか、上品すぎるというか、下町っぽい勢いが足りないというか、しっとりしている落ち着いた「ドン・キホーテ」でした。女性陣の踊りで、途中フラメンコ風な踊りがいくつか出てきますが、私ったら、これまた運悪く、先日本気フラメンコの「サロメ」なんかを見ちゃった後だったので、これもエセ(≒和風)フラメンコにしか見えなくて・・・。どうも私の中では、「ドン・キホーテ」という演目は、バリシニコフ版がベースになっているので、下町の勢いみたいなのがないと物足りなく思えてしまうみたい。最後の結婚の祝いの場面も、豪華な宮殿で優雅なドレスを着たエレガントな人たちに囲まれて祝福されているバジルとキトリよりも、下町の民衆に囲まれてワイワイしているバジルとキトリの方が、微笑ましくて好きだし・・・。
ビックリしたのは、最後の結婚のお祝いシーンにも登場したキューピット。しかも子分たちを従えての登場は、このヴァージョンならではなのでしょうか?個人的に、夢の場面に出てくるキューピットの踊りが好きなので、キューピットの出番が多いのは嬉しいサプライズだったのですが、あんな大群の子分までいたことにビックリ(笑)。子供たち、結構頑張ってましたね。ピタと揃っていて良かったです。
男性陣は、エスパーダがとても素敵だった。今までエスパーダの踊りをカッコイイと思ったことはなかったので新鮮でした。ロシア名前に弱い私ですが、イルギス・ガリムーリンという名前を頑張って覚えなくっちゃ。バジルのアンドレイ・ウヴァーロフも綺麗な方でカッコイイですね。踊りもひとつひとつが綺麗で素敵でしたが、リフトが、ちょっと「よいしょ!」って感じではありました。ウヴァーロフは、なんとなく「ジゼル」のアルブレヒトや「白鳥の湖」のジークフリートとかノーブルな役が似合いそうな印象で、やっぱり、私の思い描くバジルと微妙に違う・・・。やはり、私にとってドンキのバジルは、バリシニコフと熊川哲也、アンヘル・コレーラ等のやんちゃなイメージで強烈に洗脳されてしまっているようです。(苦笑)

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