メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-パリ・オペラ座バレエ『イワン雷帝』(全2幕)-

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2005年09月22日(Thu)

パリ・オペラ座バレエ『イワン雷帝』(全2幕)

カテゴリー:パリ・オペラ座バレエ記事編集

パリ・オペラ座バレエ『イワン雷帝』(全2幕)Ivan the Terrible
【振付・演出】 ユーリ・グリゴローヴィッチ
【出演】   イワン雷帝: ニコラ・ル・リッシュ
       アナスターシャ: エレオノーラ・アバニャート
       クルブスキー公: カール・パケット
       パリ・オペラ座バレエ団
【装置&衣裳】シモン・ヴィルサラーゼ
【照明】 フィリップ・アルバリク
【音楽】 セルゲイ・プロコフィエフ
【編曲】 ミハイル・チェラーキ
【演奏】 パリ・オペラ座管弦楽団
【指揮】 ヴェロ・パーン
【収録】 2004年 パリ・オペラ座バスティーユにて収録(約110分)
【構成】
     第1景 鐘つき男、人々を集める
     第2景 イワンと貴族
     第3景 イワンとアナスターシャの出会い
     第4景 クルブスキーの絶望
     第5景 侵略者との戦い
     第6景 アナスターシャの瞑想
     第7景 勝利の祝祭
     第8景 イワンの病
     第9景 皇帝の怒り
     第10景 イワンの幸福
     第11景 貴族の陰謀
     第12景 アナスターシャの死
     第13景 人民の反乱
     第14景 イワン、アナスターシャを嘆く
     第15景 クルブスキーの逃走
     第16景 イワンの秘密警察
     第17景 イワンの瞑想
     第18景 ロシア人民の勝利

B00078RSU0「イワン雷帝」(全2幕)
パリ・オペラ座バレエ ル・リッシュ(ニコラ) アバニャート(エレオノーラ)

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楽天内のショップでも取り扱いあり。

北米版インポートDVDは、リージョンフリーという噂。
(※あくまで噂ですので購入は自己責任でお願いします。)

B000B6N6EAIvan the Terrible
Prokofiev,Reche,Paquette,Abbagnato

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ボリショイの「スパルタクス」と「イワン雷帝」の映像を見たときに、これはパリ・オペラ座なら、ニコラ・ル・リッシュに似合いそうな演目だなーと思ったのだが、まさしく、そのまんまのキャストで、DVD化された様子。しばらく購入を見送っていたのだけれど、Amazonのマーケットプレイスで、新品DVDが安売りされていたのでお買い上げしてしまいました。
「イワン雷帝」は、ボリショイの「プロコフィエフ・ガラ」の映像で第一幕だけ見たことがあります。ボリショイ版は、力強い、勇ましいバレエで、男性のコール・ド・バレエが迫力がありました。さて、パリ・オペラ座版ですが、うーーん・・・・・・。やはりパリ・オペラ座って何を踊っても優雅なんですよね。でも「イワン雷帝」を優雅に踊ってしまうと、あの独特の重厚感と威厳のあるロシア臭さみたいなものが、すべて華麗なるフランス宮廷ベルサイユ調になってしまって、なんとなく違和感を感じてしまいました。思うに、舞台の広さの違いも関係しているのかもしれない。ボリショイ劇場の舞台の広さはハンパじゃないので、あれだけのダンサーを一度に舞台に乗せて群舞を躍らせても絵になるけれど、なんだか、このパリ・オペラ座版だと、人間がごちゃごちゃ密集しすぎていて群舞が邪魔にすら思えました。やはり、ユーリ・グリゴローヴィッチの振り付けって、パリ・オペラ座には似合わないのかも・・・・。イワン雷帝は、ニコラ・ル・リッシュとジョゼ・マルティネズがダブルキャストだったようです。ジョゼのイワン雷帝!?と聞いたときには驚きました。全く想像できないので、ジョゼ版もかなり興味をそそられます。ニコラは、やはり力強さが似合っておりました。跳躍の高さも。ただ、槍投げは下手糞~。地面に刺さった槍がナナメに傾いていました。槍投げは明らかにはボリショイ版に負けてたな。(笑)パ・ド・ドゥでは、グリゴローヴィッチ物にありがちな、あの腰に悪そうなリフトもニコラは、難なくこなしていたように思います。アナスターシャのエレオノーラ・アバニャートですが、彼女のアナスターシャは、私の思い描くアナスターシャじゃなかったな・・・。悲しい末路を予感させるような、儚げな空気がなかったし・・・。ロシアのバレリーナさんたちが持っている、あの独特の儚さみたいなものが脳裏にこびりついているので、なんだか微妙に違うなーと思ってしまった。それはそれでありなのかもしれないんですけれど、私はすんなり受け入れられなかった。アバニャートのアナスターシャは、ものすごく燐としていて強い女性という印象。イワンと対等。クルブスキーなんかに毒殺されるよりも、逆にイワンの政敵たちを毒殺して回りそうな凛とした強さを持っていそうな逞しい雰囲気を感じてしまったのよね・・・・・・・。でもエレオノーラ・アバニャート自体は、とても美しくてステキではありましたけれど。クルブスキー公のカール・パケットは、お顔がとってもキレイ。王子様みたい。それだけしか印象に残ってないんだけれど。(苦笑)結果的に、パリ・オペラ座の全幕物のわりに、あんまり面白くなかった印象の作品でした。また再鑑賞したら印象が変るかな?
なお、パリで4度「イワン雷帝」を鑑賞したというびあんこさんが旧ブログにくださったコメントをこちらに記載しておきます。

私はパリで「イワン雷帝」を4度鑑賞しました、JOLLYさんの感想、楽しく拝読しました。ジョゼの雷帝も1回見ましたが、ニコラと全然違うカラッと明るくて興味深かったです。ジョゼの雷帝,本当にスペイン人らしい突き抜けた明るさがあり、ニコラとあまりに違うのでびっくりでした。ジョゼがあの玉座から立ち上がった瞬間、「スペインの絶対君主!」に見えました。ニコラはどんより暗くてロシアっぽかったような。アナスターシャはムッサン、アバニャートより深い解釈で良かったと思います。でも、パケットくんのクルブスキーはとても良かったと思うのですけど。まあ、そのへんは感じ方の違いですよね。グリゴロさんの振り付け、他の全幕ものはいまいち好きになれませんが、「イワン…」と「スパルタクス」は傑作だと思いますよ。なので、26年ぶりにパリオペで再演された03年暮れ、見に行って本当に良かったです。ボリショイほどの重量感はないものの、パリオペなりの「イワン雷帝」を見せてくれて私は大満足でした。

びあんこさんのサイトで詳しいレビューも拝見できますので、興味のある方は、遊びに行ってみてください。

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B00005V2LEイワン雷帝*バレエ
ボリショイ・バレエ

ボリショイの北米版インポートDVDも、リージョンフリーという噂です。

B0008JEK5OIvan the Terrible
Prokofiev,Mukhamedov,Bessmertnova,Zhuraitis

B00005F4ASハチャトリアン:スパルタクス
アニチャコフ

スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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