メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-モーリス・ベジャール『くるみ割り人形』-

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2005年05月30日(Mon)

モーリス・ベジャール『くるみ割り人形』

カテゴリー:ベジャール・バレエ記事編集

モーリス・ベジャール『くるみ割り人形』 
【振付】モーリス・ベジャール/マリウス・プティパ
【音楽】ピョートル・チャイコフスキー
【出演】ダーマス・ティース、エリザベット・ロス、ジル・ロマン、クリスティーヌ・ブラン、小林十市、イヴェット・オルネ他

B0000DJWCGペジャール「くるみ割り人形」
ロマン(ジル) 小林十市 ペジャール・バレエ団


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北米インポート版はリージョンフリー

B000050GC5Nutcracker


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日本版のDVDを購入して鑑賞しました。この作品は、セリフもあるし、映画みたいに映像も出てくるし、舞台の上を自転車が走り回ったりもするし、バレエ作品やベジャール作品にまだ馴染みのないバレエ鑑賞初心者の頃に見たときは、ビックリしましたが、その当時もとても面白く感じたのですが、ベジャール作品の傾向がわかった今みると、さらに面白く感じました。いわゆるクラッシックバレエのイメージで見てはいけません。あくまでベジャールの「くるみ割り人形」なので。ストーリーもクラシックバレエの「くるみ割り人形」とは全く別もの。幼い頃に母を無くしたモーリス・ベジャール本人の自伝&母への思慕の物語です。といってもアラブの踊りやスペインの踊り、中国の踊りはクラッシック・バレエのくるみ同様にあります。オリジナルにはない(=チャイコフスキーの曲にはない)フランスの踊り&曲も加えられているあたりにフランス人のベジャールのオチャメさも感じられます。ベジャールの「くるみ割り人形」は、男性が主で女性は添え物的。「男のダンサーが踊る姿が、たまらなくかっこいい!」というミーハーな視点からバレエに興味を示した私のような人間には、これはまさにピッタリでした。しかも、このベジャールバレエ団の男性ダンサーたちの踊りが素敵なんですよね。そしてこのベジャール版「くるみ割り人形」には、オリジナルには登場しない猫のフェリックスという役柄も出てきます。この猫のフェリックスを踊っていたのが、小林十市さん。この映像で、小林十市さんをはじめて見たのですが、軽快で、跳躍も高くて、シャープな感じのする踊りは、まさに猫そのもの。私は、十市さんの踊りの中性的な部分(女性的という意味ではなく、性別を感じさせないという意味での中性的)が好きなのですが、これが「猫」という役にとても生かされていたように思います。さすが、ダンサーの特質を見抜いて振付けるベジャールさんですね。しかし、十市さんもさることながら、さらに私を感動させてくれたのはメフィスト役のジル・ロマン!彼の踊りは、画面から目が離せないほどに、ただただ、うっとりと見とれるばかり。とくに手の動き。美しすぎる・・・・・・・・・。そして、カリスマという点でも、メフィストにピッタリでした。ダーマス・ティースのビムは、とてもとてもチャーミングでキュートでした。「練習しなさい」という声に反応して頷くあたりの仕草や表情が可愛かったです。クリスティーヌ・ブランは、とても美しいですね。本当にカワイイ。女も惚れる女。少なくとも私は完全惚れです。母役のエリザベット・ロスも母性あふれる踊りが素晴らしかった。あと、タイトスカートで踊るのも新鮮でした。
なお、日本語版DVDには特典映像として、ダンサーのインタビューやベジャールのコメントなどが収録されていました。このインタビューの最後の最後の小林十市さんのコメントのNGが妙にチャーミングで、ほほえましかったです。
スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 01:44:03│
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