メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-マリインスキー劇場バレエ『蘇るニジンスキー神話/キーロフ・セレブレイツ・ニジンスキー』-

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2005年09月05日(Mon)

マリインスキー劇場バレエ『蘇るニジンスキー神話/キーロフ・セレブレイツ・ニジンスキー』

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マリインスキー劇場バレエ 
『蘇るニジンスキー神話 キーロフ・セレブレイツ・ニジンスキー』
Kirov Celebrates Nijinsky
【収録】 2002年 パリ・シャトレ座
【収録作品】
◆『シェヘラザード』
   【振付】ミハイル・フォーキン 
   【音楽】リムスキー=コルサコフ
   【台本】レオン・バクスト
   【出演】スヴェトラーナ・ザハロワ、ファルフ・ルジマトフほか
◆『薔薇の精』  
   【振付】ミハイル・フォーキン
   【音楽】ウェーバー
   【編曲】エクトール・ベルリオーズ
   【出演】ザーナ・アユポワ、イゴール・コルブほか
◆『ポロヴィッツ人の踊り』
   【振付】ミハイル・フォーキン
   【音楽】ボロディン
   【出演】イスロム・バイムラードフ、ポーリーナ・ラッサディーナほか
◆『火の鳥』
   【振付・台本】ミハイル・フォーキン
   【音楽】ストラヴィンスキー
   【出演】ディアナ・ヴィシニョーワ、アンドレイ・ヤコヴレブほか

北米版インポートDVDのみの販売のようですが、リージョンフリーとのこと。発売元のサイトでも確認できますが、パッケージ写真ではリージョン1と印字されているようなので、よくわかりません。ご購入は自己責任でお願いします。
Kirov Celebrates NijinskyKirov Celebrates Nijinsky


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CS(シアター・テレビジョン)にて録画鑑賞。市販されているKirov Celebrates Nijinsky という輸入版DVDと中身は同じだと思われます。
それにしても、キーロフって、衣装のセンスがいただけない。露出好きだし、色もデザインも生地も安っぽいし、なんだかなぁ・・・。まあ、お国の経済的事情もあるのでしょうが、結果として全体的に下品に見えるのがもったいない。せっかくステキな踊りをしても、かなり印象を悪くしている気がします。振付はすべてフォーキンでしたが、フォーキンの振りには、とくに退屈でもなく見やすい印象。とりたてて、何も感じませんでした。私にとっては、可もなく不可もなくといった感じ。以下、ひとつひとつの作品についてコメント。

『シェヘラザード』
とにかくザハロワとルジマトフの二人が凄い。体脂肪率ゼロの軟体動物たちによって繰り広げられる妖艶で濃厚な熱気ムンムンの舞台とでも申しましょうか・・・・。ザハロワは、ボリショイの客演で『ファラオの娘』を踊っているのを観たときにも、凄い!と感動しましたが、この『シェヘラザード』もこれまた半端じゃなく凄い。『ファラオの娘』の時の清楚で可憐な女性とは別人。ちょっと性格悪そうな(笑)エロスオーラ満点の妖艶な踊り。そして、そんなザハロワに輪をかけて妖艶なルジマトフ!。『海賊』のアリといい、この『シェヘラザード』の奴隷といい、奴隷役を踊らせれば、もうこのルジマトフの右に出る人はいないんじゃないか?ってぐらい奴隷キャラ定着。好き嫌いはともかくとして、あの独特のルジマトフの艶かしい濃厚なエロス全開で、しかもそれが、とにかく凄い(ああ、語彙力のなさを痛感)。しかも、ルジマトフといい、ザハロワといい、もう体が柔らかいのなんのって。人間とは思えない軟体動物が妖艶なオーラを醸し出してクネクネとエロス満点の踊りを繰り広げる様子は、蒸せるほど濃いですが見ごたえはあります。

『薔薇の精』
あの頭に薔薇をいっぱいつけた耽美な衣装を着た男性ダンサーの写真は見たことがあったのだけれど、こういう踊りだったのか・・・・。同じ振りの繰り返しでやや単調な気もしましたが、コルプの踊りは、跳躍が高く、とても綺麗でした。

『ポロヴィッツ人の踊り』
男性の群舞が中心なのでとても迫力はあります。しかし、いかんせん、その群舞がバラバラ。お願いだから、キッチリとあわせて下さい!という気分になってしまいます。手足の角度はもちろんのこと、せめてタイミングだけでも合わせて欲しい。

『火の鳥』
火の鳥をディアナ・ヴィシニョーワが迫力満点に踊っておりました。あの手、とくに指の使い方が、鳥は鳥でも白鳥とも黒鳥とも違う、まさしく火の鳥でした。王子は、あの衣装に唖然。色使い、デザイン、生地、すべてが醜悪。あれはないだろ、あれはー。小学生の学芸会に出て来た孫悟空かと思ったよ・・・・。あまりの衣装の酷さゆえか、どうしても視界からはずしてしまっていたので、あまりちゃんと見ていません。プリンセスは可憐で美しくてとても可愛かったです。魔王は、仮面ライダーショーから連れてきた悪役みたいなコスチューム。気持ち悪さは醸し出しておりましたが、踊りや表現力で悪のオーラを出していたかというと疑問。衣装に頼った感もなきにしもあらず。それでも、とりあえず、カナダ・ナショナル・バレエの「火の鳥」よりは、はるかに楽しめました。
スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 22:41:48│
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