メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-AMP『白鳥の湖』(ジェイソン・バイパー×首藤康之)-

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2005年03月21日(Mon)

AMP『白鳥の湖』(ジェイソン・バイパー×首藤康之)

カテゴリー:AMP(マシュー・ボーン)記事編集

AMP『白鳥の湖』SWAN LAKE
【振付】マシュー・ボーン
【音楽】ピョートル・チャイコフスキー
【出演】ジェイソン・バイパー(ザ・スワン/ザ・ストレンジャー)、首藤康之(王子)、オクサーナ・パンチェンコ(女王)、アラン・モーズリー(執事)、リー・ダニエルズ(ガールフレンド)、サイモン・カレイスコス(幼少の王子)
2005年3月21日(月・祝)13:00~大阪フェスティバルホールにて鑑賞
2005年3月21日,大阪フェスティバルホールにて鑑賞。昨日に続き、連日鑑賞である。私の願いが通じたようで、本日は、ザ・スワンがジェイソン、王子が首藤さんであった。わーい♪わーい♪会場のキャスト表を遠くから見て、2行目が漢字4文字であるとわかった段階で、小躍りしそうになっちゃいました。うれしぃ~。念願の首藤さんの王子である。いや、ジェイソンのザ・スワンもうれしい。今日の座席は、BOX席の真後ろの、ド真中という、これまたスペシャルな席。舞台全体が見渡せて最高×2倍である。ただ一つだけ残念だったのは、こんな素敵な舞台を台無しにしそうだった、我が後ろの席のクソガキ!上演中は、ガサゴソするな!しゃべるな!親もしっかり躾とけ!躾られないんだったら、連れてくるな、ボケ!(怒)
 ま、そんなことは無視して、鑑賞に集中したわけですが、やっぱり、選ばれしザ・スワンは違うねぇ。王子の枕もとに現れるシルエットでの登場シーンからして、オーラが全然違う!この段階で、ワタクシ、喜びの鳥肌が出ました。ザ・スワンは、こうでなくっちゃ!さて、首藤さんの王子ですが、昨日のクリスとは、また全然違う王子でした。同じ役でもキャストが違えばこんなに印象が変るんだ-と改めて感じましたね。首藤さんの王子は、とても感情を殺して生きている王子です。感情を殺しているというより、すべてに対して萎縮している感じ。昨日のクリスの王子の場合は、いろんなことにウンザリはしているけれど、自分の感情そのものはしっかりと持っていて、反発心も旺盛といった感じなのですが、首藤さんの王子は、反発心さえも押し殺して耐えて生きているような感じ。そのあたりが、痛々しい王子像でした。こういう役柄へのアプローチの仕方も、ダンサーによって違ってくるんだーと新鮮でした。踊りに関しては、首藤さんのほうがロワイヤルな高貴な雰囲気が漂う感じ、とにかくひとつひとつの形がとても美しくてノーブル。とくに手先がキレイ。白鳥より優雅かもしれない。クリスの王子は、どちらかというと、やんちゃで元気な感じの踊りだったかな。そんな萎縮した首藤王子がザ・スワンと出会って抑圧されていた感情が解き放たれて生き生きと輝き踊りはじめるあたりは、本当に涙腺を刺激するほどに感動的。でもクリス王子も、スワンクバーを出た後の、やるせなさ満点のダンスが激しいだけに、そのあとのスワンとの喜び満点のダンスも結構見ごたえがあって可愛くて好きなんだよね。うーん。王子像は全く違うのですが、どちらも甲乙つけがたいほど魅力的な王子です。首藤さんの場合、やはり相手役であるザ・スワンがジェイソンというのがまた良い。ジェイソンのスワンと首藤さんの王子、体格も含めて、とても相性が良いです。二人のパ・ド・ドゥなんて、それはそれは、ため息がでるほど美しいコンビネーションで、お互いが共鳴し惹かれあっているという感じが切ないほど伝わってきます。ジェイソンのザ・スワン、予想以上に素晴らしいです。昨日のダメダメスワンのニックの直後だからというのもあるかもしれないけれど、私は、アダム・クーパーのスワンよりもジェイソンのスワンのほうが好きかもしれない・・・とさえ思ました。アダムのスワンは、とにかく力強くキレがあるのだけれど、ジェイソンのスワンは、もうちょっとしなやかなんだよね。あと、王子と白鳥の共鳴というのが、ジェイソンのスワンと首藤さんの王子のほうが感動的だった。まあ、これは、生の舞台とDVDとの違いなのかもしれないけれど・・・。このAMP版にせよ、女性版にせよ、「白鳥の湖」での白鳥役っていうのは、腕、とくに二の腕の使い方が命だと私は勝手に思っているわけなのですが、ジェイソンったら二の腕と肩の間にももう一つ関節があるんじゃないか?というぐらい、しなやかに二の腕を動かしてくれて、私のツボを刺激するのである。ああ、ブラボー!ジェイソン!あなたのスワンでお口直しできたことに心からお礼を言うわ。ただ、ザ・ストレンジャーは、やはり、アダム・クーパーが一枚上手かな。あの怪しいエロスは、なかなか出すのもたいへんなんだろうね。でもジェイソンのザ・ストレンジャーもダンスのキレという点では素敵でしたよ。そして翻弄されていく首藤さんの王子。苦しくて、苦しくて、その感情を内に抱えて抱えてる姿が、本当に痛々しいのだけれど、その痛々しさのおかげでか、その痛々しい生活から開放されて結果的にザ・スワンと一緒になれたというエンディングが、妙に救いのあるものに感じられました。引き裂かれて苦しんでいた恋人同士が、あの世でついに一緒にいられるようになったのは、ある意味し合わせなことなのかも・・・っていう感じ。ああ、昨日のダメスワンも見ておいた価値もあったよ。今日の素晴らしさが見に沁みるのだもの。そして、クリスと首藤さんの2人の王子を見れたことも良い経験。昨日のチケットが無駄でななかったと実感した日でありました。ちなみに昨日ザ・スワンを踊っていたニックは、本来のポジションの白鳥軍団の一員としておどっておりました。うん。こっちのほうが、似合っていてよろしい。

スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 22:53:18│
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