メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-NHKハイビジョン放送「華麗なるバレエ・ガラ・コンサート」(レニングラード国立バレエ)-

スポンサーサイト

カテゴリー:スポンサー広告記事編集

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
│posted at --:--:--│
2006年01月16日(Mon)

NHKハイビジョン放送「華麗なるバレエ・ガラ・コンサート」(レニングラード国立バレエ)

カテゴリー:ガラ・小作品集・ダンサー特集記事編集

NHKハイビジョン放送「華麗なるバレエ・ガラ・コンサート」(バレエの美神たち 2003)
【演目】
1. 「眠りの森の美女」 から ローズ・アダージョ
作曲:チャイコフスキー 
振付:プティパ
出演:エレーナ・エフセーエワ(オーロラ姫)

2.「パ・ド・カトル」
作曲:プー二  
振付:ドーリン
出演:オクサーナ・シェスタコワ、エレーナ・ハビブリナ、イリーナ・ペレン、オクサーナ・クチュルク

3.「眠りの森の美女」 からグラン・パ・ド・ドゥ
作曲:チャイコフスキー 
振付:プティパ
出演:ディアナ・ヴィシニョーワ(オーロラ姫)、イーゴリ・コルプ(デジレ王子)

4.「ロメオとジュリエット」 からバルコニーの場
作曲:プロコフィエフ
振付:ラブロスキー
出演:スヴェトラーナ・ザハロワ(ジュリエット)、アンドリアン・ファジェーエフ(ロメオ)

5.「ドン・キホーテ」 からグラン・パ・ド・ドゥ
作曲:ミンクス
振付:プティパ
出演:エレーナ・フィリピエワ(キトリ)、デニス・マトヴィエンコ(バジル)、スヴェトラーナ・ギリョワ、イリーナ・コシェレワ

6. 「ラ・シルフィード」 からグラン・パ・ド・ドゥ
作曲:ロヴェンショルド
振付:ブルノンヴィル
出演:ナタリア・レドフスカヤ(シルフィード)、イリア・クズネツォフ(ジェームス)

7. 「シンデレラ」 からパ・ド・ドゥ
作曲:プロコフィエフ
振付:マイヨー
出演:オレリア・シェフェル(シンデレラ)、クリス・ローラント(王子)

8. 「牧神の午後」
作曲:ドビュッシー 
振付:ニジンスキー
出演:マイヤ・プリセツカヤ(ニンフ)、シャルル・ジュド(牧神)

9. 「ライモンダ」 からグラン・パ・ド・ドゥ
作曲:グラズノフ 
振付:プティパ
出演:ユリア・マハリナ(ライモンダ)、デニス・マトヴィエンコ(ジャン・ド・プリエンヌ)

10. 「ジゼル」 第2幕 から
作曲:アダン 
振付:コラリ & ペロー
出演:イヴリン・ハート(ジゼル)、ファルフ・ルジマートフ(アルブレヒト)、アンドレイ・クリギン(ハンス)、アリョーナ・コロチコワ(ミルタ)

【バレエ】レニングラード国立バレエ
【管弦楽】レニングラード国立歌劇場管弦楽団
【指揮】アンドレイ・アニハーノフ
【収録】2003年2月16日, 東京・オーチャードホール


2006年1月15日(日) NHKハイビジョンにて放映されていたものを録画鑑賞。2003年の「バレエの美神」の舞台映像のようです。全体として気になったのは、会場にいたと思われるブラボー屋。なんでもかんでもブラボー、ブラボーとうるさい。

◆ 「眠りの森の美女」 から ローズ・アダージョ
ガラ公演とはいえ、背景やセットもそれぞれに用意されていたし、それぞれ脇役のコール・ドまで衣装をつけていて、とても豪華な舞台でした。エレーナ・エフセーワのオーロラ姫は、若さ満点で、初々しい感じ。ただ、一生懸命さは窺えましたが、力が入りすぎていて優雅さに欠けていた気がします。あまり好みではありませんでした。あとメイクですが、ものすごいラメ使い。とくに髪の毛。見た目からキラキラさせようという意図が窺えました。

◆「パ・ド・カトル」
オクサーナ・シェスタコワ、エレーナ・ハビブリナ、イリーナ・ペレン、オクサーナ・クチュルク の4人の踊りは、どれも皆、優しい柔らかい感じの感じで、とてもステキでした。皆さんステキでしたが、やはり、私が一番気に入ったのは、やっぱり、オクサーナ・シェスタコワ!ルジマトフのガラの映像で見た時から、妙に気に入ってしまっているバレリーナさん。ここでも魅力的でした。

◆「眠りの森の美女」 からグラン・パ・ド・ドゥ
ディアナ・ヴィシニョーワとイーゴリ・コルプ、この二人、それぞれのソロの時のほうがいいですね。二人で踊ると妙に違和感。オーロラ姫とデジレ王子のテンションが違う。ヴィシニョーワのオーロラ姫は、王子と結婚できる喜びがありありと見て取れるのだけれど、コルプの王子は、「結婚したくないの?」と問いかけてしまいたくなるほどローテンション。ぶっちゃけた話、コルプのサポートもイマイチ。髪型もヘンテコ。かといって、ヴィシニョーワがオーロラに似合うかというと、これまた微妙だったり・・・。踊りも演技も文句はないのだけれど、ヴィシニョーワには、どうしても妖艶さを感じてしまうので、私が思い描くピュアなイメージのオーロラ姫とは微妙に違う。というわけで、微妙な気分になりました。

◆「ロメオとジュリエット」 からバルコニーの場
ザハロワの身体のラインとか、とても好きなんですが、どうも彼女のジュリエットは、私には受け付けられません。こんな、初々しさのカケラもない物知り顔のジュリエット、イヤだ。人妻の不倫の恋の密会現場みたい・・・。初めての恋には到底見えないような、手馴れた恋に見えました。踊り自体は美しいけれど、180度の開脚も、ザハロワの演技も力が入りすぎて濃すぎる。逆に、アンドリアン・ファジェーエフのロメオは素晴らしかった!踊りはもちろん、跳躍も高くて美しく、そして役作りも若々しくて良かっただけに、ザハロワのジュリエットじゃなかったらもっといいのに・・・と思ってしまいました。「ドン・キホーテ」のキトリのザハロワを見たとき以上に違和感を感じました。

◆「ドン・キホーテ」 からグラン・パ・ド・ドゥ
エレーナ・フィリピエワのキトリと、デニス・マトヴィエンコのバジルは、相性抜群ですね。もう二人とも、アイススケートかと思うぐらいクルクルクルクルと滑らかに、高速で回転するので圧倒されてしまいました。素晴らしい。跳躍も高くて、それぞれの形が崩れないあたりの美しさも素晴らしかった。キトリの連続フェッテは、ドゥーブルも入っての超高速回転で、会場の手拍子も追いつかないぐらい。手拍子嫌いな私としては、手拍子すらも追いやるフィリピエワのフェッテにブラボー!と叫びたい気分でした。(笑)しかし、デニス・マトヴィエンコの髪型は何とかならないのでしょうか?ヘンテコな髪型。

◆ 「ラ・シルフィード」 からグラン・パ・ド・ドゥ
ナタリア・レドフスカヤは、ルックスは落ち着いた雰囲気なのですが、踊りだすと、とてもやんちゃで、イタズラ好きなシルフィードという雰囲気に変わってチャーミング。イリア・クズネツォフのジェームスも、元気あふれる快活なイメージで、脚技で目を楽しませてくれました。

◆ 「シンデレラ」 からパ・ド・ドゥ
マイヨーの振付の「シンデレラ」って全幕を見たことがないので設定が良くわかっていないのですが、オレリア・シェフェルとクリス・ローラントの踊りをみていると、「シンデレラ」というよりも「ロミオとジュリエット」みたいだわね・・・。シンデレラ役のダンサーのタイツの足先にキラキラのラメをつけて、ガラスの靴のように見せるという衣装のアイディアがステキでした。

◆ 「牧神の午後」
この演目は、パリ・オペラ座の「ディアギレフの夕べ」で、シャルル・ジュドがピエトラガラと踊るのを見たことがあります。そのときは、やはりこの作品の前衛的な空気に呑まれてしまって冷静に見れなかったのだけれど、やはりひとつひとつの振付が絵のようですね。そして私の中で、牧神=シャルル・ジュドというイメージも定着してしまいそう・・・。牧神の心境が、今回は、妙に理解できました。それにしても、マイヤ・プリセツカヤ、75歳を超えて、あの体形と美貌を維持しておられるとは、素晴らしい。ジュドも年齢不詳の神々しさを醸し出していました。あと、牧神の靴が妙に可愛かったです。

◆ 「ライモンダ」 からグラン・パ・ド・ドゥ
これまた、ユリア・マハリナのライモンダが妖艶系。というか、悪女っぽい・・・。もっと清楚な雰囲気希望。デニス・マトヴィエンコのジャン・ド・プリエンヌの衣装が、とてつもなくヘン。髪型も妙。というわけで、ぜんぜん入り込めず撃沈・・・。

◆ 「ジゼル」 第2幕 から
たいへん見ごたえのある映像でした。イヴリン・ハートのジゼルもファルフ・ルジマートフのアルブレヒトも、非常に情感豊かで、グイグイと物語の中に引き込んでくれるので、ジゼルとアルブレヒトの愛に非常に説得力がありました。ルジマトフのアルブレヒトは、登場した瞬間から最後まで、痛々しいほどに苦しみ、哀しんでいて、イヴリン・ハートのジゼルは、それを包み込むような愛に溢れている感じ。双方ともヴィジュアル面だけで言うなら、私の好みというわけではないのですが(とくに、イヴリン・ハートは、年齢的にもアップはキツかったし・・・)、踊りやマイムによって、物語を伝えるという点では、非常に感動的でありました。


楽しんでいただけたら、クリックをお願いします
 ↓ ↓ ↓
banner_04.gif
スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 21:57:37│
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。