メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-『ファルフ・ルジマトフ 四大傑作選』-

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2006年01月15日(Sun)

『ファルフ・ルジマトフ 四大傑作選』

カテゴリー:ガラ・小作品集・ダンサー特集記事編集

『ファルフ・ルジマトフ 四大傑作選』
【収録作品&出演者】 
◆『海賊』より
収録:2003年2/1、2、2/12 オーチャードホール
音楽:A.アダン、C.プーニ、R.ドリゴほか
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
出演:ファルフ・ルジマートフ、ディアナ・ヴィシニョーワ、オクサーナ・シェスタコワ、レニングラード国立バレエ

◆『シェヘラザード』より
収録:2001年10月21日 新宿文化センター
音楽:リムスキー=コルサコフ
出演:ファルフ・ルジマトフ、ユリア・マハリナ、インペリアル・バレエ団

◆『バヤデルカ』より
収録:2002年1月19、20日 オーチャードホール
音楽:L.ミンクス
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
出演:ファルフ・ルジマトフ、オクサーナ・シェスタコワ、イリーナ・ペレン、レニングラード国立バレエ

◆『ドン・キホーテ』より
収録:2002年1月16、17日 オーチャードホール
音楽:L.ミンクス
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
出演:ファルフ・ルジマトフ、ナタリア・レドフスカヤ、オクサーナ・クチュルク、レニングラード国立バレエ

◆『タンゴ』
収録:1994年 東京厚生年金会館
振付:N.タグノフ
音楽:A.ビジョルド
出演:ファルフ・ルジマトフ

CS(シアター・テレビジョン)で放映されていたものを録画鑑賞。バレエ鑑賞初心者の頃にも鑑賞していたのですが、当時は、作品自体を知らなかったこともあり、いまいち理解できていなかったので再鑑賞しました。ルジマトフ氏の来日公演を切り貼りして寄せ集めた映像集のようですね。四大傑作選集と銘打っておきながら、演目が5つあるのは1つはオマケ?(笑)5演目のうち2つが奴隷キャラというあたり、やはり“ルジマトフ=奴隷キャラ”で納得していいんですよね?

◆『海賊』より
海賊のアリといえばルジマトフというぐらいのハマリ役といわれていますが、実は全幕ではいまだにみたことがありません。この映像で断片だけ堪能させていただきました。いやはや、軟体動物かと思うぐらいの身体のやわらかさをじっくり味わえる映像ですね。アラベスクの後ろ足が、びっくりするぐらい上のほうまで上がっていました。それにしても、風貌や体形は、やはりとてつもなくストイック。メドーラは、場面によってディアナ・ヴィシニョーワとオクサーナ・シェスタコワが入れ替わっていました。ヴィシニョーワは、妖艶という言葉がピッタリのバレリーナでうすね。踊りもソツがなくてあっぱれでしたが、どうも妖艶すぎて、姫キャラにしては、とうも透明感がなくてあまり好むところではありませんでした。ただ、ルジマトフも妖艶系なので、二人の踊りは妙に波長が合っている気がします。連続フェッテはシェスタコワ。ヴィシニョーワに比べると、断然清々しさがありました。踊りはとくに可もなく不可もなく。ただ、衣装が・・・。あのブルーのチュチュに、なぜ紫がかったピンクのペラペラがついているんだか・・・。ブルー一色でいいじゃん。誰かあのピンクのペラペラの存在意義を教えてください。

◆『シェヘラザード』より
ルジマトフの「シェエラザード」は、キーロフのニジンスキー・ガラでザハロワと踊っている映像を以前みたことがあります。そのときにも感じたのですが、ルジマトフの放つ独特のストイックなエロスは、まさしく奴隷にピッタリ。この演目は、他の人では、ちょっと見れないほど、私の脳裏に刷り込みされてしまっています。ゾベイダ役はユリア・マハリナでしたが、美しいのだけれど、うーん、“誘う女の妖艶なエロス”という点で私には物足りなかった。一人で踊るぶんにはいいんですが、やはりルジマトフと絡むとエロス濃度が違うんだよね。ユリア・マハリナさんは、清潔感が残っています。やはり、以前みた映像のザハロワに軍配を上げてしまいます。こういう役こそ、ヴィシニョーワで見たいと思いました。


◆『バヤデルカ』より
あれ、ニキヤが奴隷と踊ってる・・・・。あ、これがルジマトフのソロルなのね。(驚)いやはや、私の目には、もはや奴隷にしか見えない・・・。それにしても、この最初にニキヤを踊った黒髪のバレリーナさんステキ~。まずの四肢の細さ&美しさにビックリ。しかも踊りも素晴らしくて、私の目には、この場面では、ルジマトフが霞むほどに彼女しか写りませんでした。ガムサッティのバレリーナさんは、とても華やかで姫オーラ満点で美しい。しかし、ここでもガムサッティは奴隷と踊っているようでした。(苦笑)しかもこの場面のソロルの衣装が、白のへそ出しってのはイタダケナイ。遠目にみると、白いステテコにラクダの腹巻をしてるように見えちゃうんだもの。ルジマトフがバカボンのパパの服を着てるみたい。あの衣装は、日本ではヤバイと思います。影の王国の群舞は、素晴らしかったです。あまりにも揃っていて、思わず鳥肌がたちました。ブラボー!影の王国でのニキヤとソロルのパ・ド・ドゥも、ルジマトフの衣装がブルーだったので海賊のアリとニキヤのようでした。しかし、ルジマトフの体の柔らかさ。アティテュードや、アラベスクのたびに後ろ足に注目しては、オオオ!!!とビックリさせていただきました。ただ、どれも奴隷に見えるんですよね。(苦笑)

◆『ドン・キホーテ』より
これが、想像していた以上に素晴らしかったです。ルジマトフがハジケていました。ルジマトフのバジルと聞くと、どうもイメージ的に違和感が拭えなかったのですが、実際に拝見してみると、肌を露出していないルジマトフというのも新鮮だったし、踊りに関しても、陽気な音楽にしっかりと乗っていてサマになっておられました。まあ、確かに陽気でコミカルなマイムは無理してハジけている感じがして、なんとなく痛々しい気もしなくはなかったのだけれど、ルジマトフのストイックな体脂肪率ゼロっぽい細い体形って、見方を変えれば、やや少年っぽくも見えなくもない体形なこともあって、案外バジルもいい感じだなーと思いました。4幕のグラン・パ・ド・ドゥは、他のガラ映像などでも見たことがあったのだけれど、私は、そっちよりもむしろ、町のやんちゃ坊主的な格好でコール・ドを従えて踊っている姿が、気に入りました。キトリ役のダンサーとの相性もよさそうな印象。片手リフトは、最初の回は、かなりキツそうでしたが、4幕のグラン・パ・ド・ドゥのときには、しっかりとリベンジして高々と持ち上げていたし。キトリの連続フェッテも良かったです。

◆『タンゴ』
これは、ルジマトフのストイックな身体を堪能できる作品ですね。上半身裸で黒のスラックス姿で踊る姿は、体脂肪率ゼロ?ってなぐらい、無駄な要素がカケラもないストイックさ満点の身体。独特のフェロモンを醸し出しておられるのでファンにはたまらない映像ではないでしょうか。

以下にルジマトフ関連のDVDをご紹介しておきます。
ルジマトフがアリを踊っている「海賊」の全幕版DVD

海賊 * バレエ海賊 * バレエ
キーロフ・バレエ キーロフ劇場管弦楽団 フェドートフ(ビクトル)

ワーナーミュージック・ジャパン 2003-11-01
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期間限定廉価版は、2月28日発売予定。

バレエ「海賊」バレエ「海賊」


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北米版インポートの「海賊」。アリはルジマトフ。発売元サイトではリージョンオールと説明されていますが、パッケージの写真をみるとリージョン「1」と印字されているようです。

Le CorsaireLe Corsaire
Altynai Asylmuratova and Faroukh Ruzimatov


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ルジマトフ出演のキーロフのドンキ、発売元のサイト情報ではリージョンフリーとのこと。

Don QuixoteDon Quixote
MTatyana Terekhova, Farouk Ruzimatov, Vladimir Ponomaryov


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こちらにもルジマトフ氏登場とのこと。

Grand Pas in the White NightGrand Pas in the White Night
Ballet of the Xxth Century ,Bejart ,Kirov Ballet


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こちらは、写真集。マーケットプレイスで取り扱いがあるようです。

孤高の肉体―ファルーフ・ルジマトフ写真集孤高の肉体―ファルーフ・ルジマトフ写真集
瀬戸 秀美

ヒット出版社 1997-11
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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 09:51:22│
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