メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-パリ・オペラ座バレエ『ロミオとジュリエット』-

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2006年01月05日(Thu)

パリ・オペラ座バレエ『ロミオとジュリエット』

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パリ・オペラ座バレエ『ロミオとジュリエット』
Romeo et Juliette/Romeo And Juliet
【振付・演出】ルドルフ・ヌレエフ
【出演】 
 ロミオ:マニュエル・ルグリ 
 ジュリエット:モニク・ルディエール 
 マーキューシオ:リオネル・ドラノエ 
 ティボルト:シャルル・ジュド 
 ベンヴォーリオ:ウィルフリード・ロモリ
 パリス:ジョゼ・マルティネス
【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ
【演奏】パリ・オペラ座管弦楽団
【指揮】ヴェロー・バーン
【収録】1995年7月 パリ・オペラ座バスティーユ 約150分

日本版のDVDの通常版は廃盤となっているようですが、期間限定にて2006年2月8日に再販されるようです。

ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「ロミオとジュリエット」ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「ロミオとジュリエット」


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楽天のショップでも取り扱っています。こちらは、送料別。

北米版(NTSC方式)のインポートDVDは、リージョンフリー。(発売元のサイトにて確認できます。)

Romeo & JulietRomeo & Juliet
Prokofiev ,Legris , Loudieres , Delano


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CSでも録画鑑賞しましたが、廉価版のDVDが期間限定で発売されていた時に高画質に期待してDVDも購入しましたが、残念ながらDVDは期待したほど画質はよくなかったです。録画映像と大差がなくて、ちょっとガッカリ。しかし、内容では、全くもって堂々とオススメできる映像ですのでご安心を。
 何度も語っておりますが、「ロミオとジュリエット」は演劇でも、オペラでも上演されている作品ですが、私は、これはバレエに限る!と思っています。心がピュアでない私のような人間には言葉にされると陳腐になりがちで受け入れにくい題材である「純愛」が、動きで表現されると自然に受け入れることができてしまうから。オペラなんかだと、恰幅のいいオバちゃんが、声を張り上げてジュリエットを歌って表現したりもするけれど、あんなビジュアルで10代の少女と言われても厳しいし。バレエは、動きでいくらでも年齢をカバーできるので、それだけに、この演目はバレエで見るに限ると思うのです。実際に、このオペラ座バレエの「ロミオとジュリエット」でジュリエットを演じているモニク・ルディエールは、10代の乙女と呼ぶにはかなり厳しい年齢だと思うのだけれど、舞台で踊る彼女の動きは、まさしくやんちゃな10代の少女のよう。ロミオのマニュエル・ルグリも然り。実は、この作品、私にとっては、初めてルグリを見た映像でした。まずは、なんてしなやかな動きをする人なんだろう!?と目を奪われました。ルグリのルックスはとくに好みなわけではないのですが、その独特の輝き(いわゆるキラキラオーラですね)みたいなものがとても印象に残ったのを覚えています。その後も、何度か見直しておりますが、優雅でエレガントでしなやかな彼の踊りに、毎回魅了されっぱなしです。ソロの部分はもちろんのこと、パ・ド・ドゥでのサポートが素晴らしいですよね。足先、指先までもが優雅なままのサポートに惚れ惚れさせられてしまいます。その後、いろんな人が踊るロミオを見たけれど、私にとってはこの映像のルグリが上書き不能なほどに理想のロミオとして出来上がってしまっています。踊りももちろん、純粋さ、一途さそして、若さの放つ輝きみたいなものが滲み出ているのがたまらなくツボなのです。あとロミオがジュリエットの死を知った直後のロミオ(ルグリ)とベンヴォーリオ(ロモリ)の男同士のパ・ド・ドゥなんて、しなだれるルグリが色っぽくて、個人的に母性本能を刺激され、ついワクワクしてしまう場面でもあります。(笑)
 作品自体についてですが、150分近くあり、かなり長くて見ごたえ満点です。ヌレエフ演出ということで、やはり男性ダンサーの見せ場が豊富で、男性のソロは、マニュエル・ルグリ、リオネル・ドラノエ、シャルル・ジュド、ウィルフリード・ロモリ、ジョゼ・マルティネス、と、それぞれがしっかりと踊ってみせてくれるので、男性ダンサーの踊りを中心に鑑賞したい私としては、大満足。とくにティボルトのシャルル・ジュドが素晴らしくカッコよくて素敵でした。ただの悪役ではなくて、ジュリエットを可愛がっている従兄弟としての人間らしい雰囲気がマイムでしっかりと溢れているあたりがステキでした。マキューシオのドラノエのマイムや踊りも、とてもお調子者の雰囲気がよくでていて、チャーミングで印象的でした。あと、人のよさそうなフィアンセ役のジョゼ・マルティネズも。
 ひとつの音にひとつのパを当て、せわしないほどに脚を使うヌレエフの振付は、やはり好き嫌いが分かれるのでしょうが、私は大好きなんですよね。ただ、パ・ド・ドゥに関しては、やはりマクミラン版のほうが好き。マクミラン版のパ・ド・ドゥのほうがストーリーや音楽に流れるように動きが進むので、やはり感情移入しやすいですね。あと、このヌレエフ版のロミジュリは、ダンサーにとって精神的にも肉体的にもかなり過酷な演目のようですね。全速力でマラソンをしているようなものだと誰かが言ってた気がしますが、そういった意味では、見ているほうも息が詰まるような気分になることも。(苦笑)ルグリも現役中にはもう二度と踊れないだろうというようなことを言っておられたような・・・。そう思えば、現在も映像として見れることが、改めて有難く思います。
 ジュリエットのモニク・ルディエールに関してですが、登場シーンでの若々しさにまず大きく感動させられました。無邪気な少女っぽさが、本当に滲み出ている感じ。とてもチャーミングで可愛らしい。そして、やはり、ルグリと踊ると絵になりますね。他の場面に関してもほぼ文句ナシなんですけれど、後半の苦悩のシーンから、ロミオとの一夜を過ごした後、少し大人になったジュリエットも白眉もの。ただ、ちょっと意地悪な見方をするなら、ジュリエットが大人になったというより、ややオバちゃん化してしまっていたような気もしないではないですが・・・。あと寝室のパ・ド・ドゥで二の腕があらわになったら、あまりにもオトコマエな筋肉満点の二の腕で、ちょっとだけ興醒め。なかなかたくましい二の腕をなさっておられました。その他、コール・ド・バレエ(群舞)についてですが、旗を振って踊っていた集団の男性陣の群舞の衣装が、股間の部分にヒラヒラがついたフンドシ?(苦笑)あれは卑猥だったなぁ・・・。
なお、このヌレエフ版のロミジュリの背景を描いたドキュメンタリー映像(Dancer’s Dream~パリ・オペラ座の華麗な夢 Vol.3 ロミオとジュリエット)も市販されています。こちらのドキュメンタリー映像では、ロミオはルグリですが、ジュリエットは、エリザベット・モラン、そして、ティボルトは、カデル・ベラルビです。断片的とはいえ、違ったキャストで見れるので、全幕映像とセットで見るととても興味深かったですbanner_04.gif

Dancer’s Dream~パリ・オペラ座の華麗な夢 Vol.3 ロミオとジュリエットDancer’s Dream~パリ・オペラ座の華麗な夢 Vol.3 ロミオとジュリエット


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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 20:53:47│
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