メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ボリショイ・バレエ『スペードの女王』-

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2006年02月08日(Wed)

ボリショイ・バレエ『スペードの女王』

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ボリショイバレエ『スペードの女王』 La dame de pique
【振付】 ローラン・プティ
【バレエ 】 ボリショイ・バレエ団
      ゲルマン:ニコライ・ツィスカリーゼ
      伯爵夫人:イルゼ・リエパ
      リーザ:スヴェトラーナ・ルンキナ
【音楽】交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」 から (チャイコフスキー)
【管弦楽】 ボリショイ劇場管弦楽団
【指揮】 ウラディーミル・アンドロポフ
【収録】 2005年5月, ボリショイ劇場 (モスクワ)

北米版インポートDVDは、Amazon.co.jpで取り扱いあり。リージョンフリー。

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欧州版インポート版DVDはHMVで、2006年05月15日に発売されています。HMVで扱うので、おそらくALLフォーマット。

2006年2月4日(土) NHKハイビジョン クラシック館 にて放映されていたものを録画鑑賞しました。オリジナルの映像は、どうもフランスでテレビ放映された映像のようですね。クレジットがすべてフランス語でした。この作品自体は、プーシキンの「スペードの女王」をローラン・プティがバレエ化したものだそうです。チャイコフスキーのオペラの曲ではなく、あえて交響曲6番「悲愴」で作ってあるんですね。「悲愴」のメロディは大好き。「悲愴」を使ったバレエというと、以前、ドストエフスキーの「白痴」をバレエにした作品をみたことがありますが、その時も、物語にしっくりとくるメロディだなと思ったのですが、今回の「スペードの女王」の物語にもピタっとハマっておりました。やはりロシア文学とロシア音楽だから相性がいいのかしら?
NHKの字幕のあらすじ説明によると

主人公は、ペテルブルグの青年仕官ゲルマン。彼はあるとき「スペードの女王」と呼ばれる伯爵夫人に出会います。彼女は賭け事に絶対負けない秘密の手を知っています。そのカードの秘密を聞き出そうとゲルマンは深夜に屋敷に忍び込み、ピストルで伯爵夫人を脅します。夫人は驚いて死んでしまいます。
ある日、ゲルマンの夢に現れた伯爵夫人はカードの秘密「3、7、1の順に賭けること」を告げます。3、7で勝ったゲルマンは富を得ますが、1を賭けると「スペードの女王」のカードを引き当ててしまいます。伯爵夫人の幻影にゲルマンは息絶えます。

と書いてあったのですが、じゃあ、リーザは?と、さりげなく気になったり・・・。おそらくバレエを見る限りでは、伯爵夫人に近しいお嬢さんで、ゲルマンが伯爵夫人に近づくために利用したという感じでした。
 作品は、私好み!の一言につきます。やっぱりプティの描く悲劇は大好き。こういう後味の作品(=身を滅ぼす男が出てくる作品)が、ことさら大好き。(ex.「クラヴィーゴ」、「ノートルダム・ド・パリ」、「アルルの女」、「恋する悪魔」、「カルメン」、「若者と死」などなど)。やはり男性が中心の物語なだけに、男性ダンサーの踊りの見せ場が多いのだもの。ボリショイの(というかロシア全般の)ダンサーには、非常に疎いので、名前だけは聞きかじっていても、実際に踊りを見るのは初めての方が多かったのですが、ゲルマン役のニコライ・ツィスカリーゼは、非常に目力のあるダンサーですね。眼光から放たれる悪魔的な空気は、まさしく私のツボを突いてくれました。(※悪魔的なキャラ大好きなのです。)悪巧みをしながら悶々としているあたりの表現力にグイグイと引き込まれてしまいました。ただ、技術面でいうなら、ピルエットのとき、軸が、いつも回転方向の内側に傾くのが気になりました。癖なのかな?ってぐらい毎回だったので、ちょっとね・・・。でも力強い雰囲気の踊りは魅力的でした。伯爵夫人のイルゼ・リエパの存在感は圧巻です。素晴らしくカッコイイ!!そして彼女の腕のしなやかさにも目を見張りました。リーザ役のスヴェトラーナ・ルンキナは、回転系が、すこぶる早い。とくに、ツィスカリーゼとのパ・ド・ドゥの時の回転の速さは、目を見張るものがありました。見た目も華奢で美しいダンサーですね。コール・ドは、男性陣が頑張っていました。女性のコール・ドに関しては、統一感という点で、多少改善の余地アリといった感じ。シックでモダンな衣装やセットは、とてもステキでしたし、映像も音もさすがハイビジョンなだけあって、非常にクリアで美しかったです。ただ、オーケストラは、バレエの伴奏として、かなり抑え目に演奏していましたね。第三楽章のマーチのあたりなんかは、もっともっと弾けて欲しいぐらいでしたが、まあバレエだから仕方がないかな。なお、このバレエに使われていたチャイコフスキーの交響曲第六番『悲愴』は、。こちらのブログ記事さんによるとバーンスタイン指揮のものだそうです。バーンスタインの悲愴は、めちゃくちゃ第四楽章がスローで長いことで有名なのですが、その長さをプティ氏は気に入って使っているとのこと。バーンスタイン指揮のものも含めた『悲愴』のオススメ(というか聞き比べ)CDレビューは、日記ブログのこちらの記事で紹介しているので、興味のある方は、そちらも合わせて御覧くださいませ。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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