メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ドキュメンタリー『ベジャール!』(モーリス・ベジャールの真実)-

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2006年01月29日(Sun)

ドキュメンタリー『ベジャール!』(モーリス・ベジャールの真実)

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ドキュメンタリー『ベジャール!』(モーリス・ベジャールの真実)
Bejatr! Vous avez dit Bejart?
【製作年】2005年  
【製作国】フランス  
【字幕】日本語   
【音声】フランス語(ステレオ)
【収録時間】91分
【プロデューサー】セルジュ・コルベール、マリー=クレール・コルベール
【ナレーション】ジャン=ルイ・トランティニアン
【出演】モーリス・ベジャール、クロード・ベッシー、ジョルジュ・ドン、ウジエーヌ・イヨネスコ、ジル・ロマン、エリザベット・ロス、ジュリアン・ファブロー、ジョン・ノイマイヤー、20世紀バレエ団、ベジャール・バレエ・ローザンヌ、上野水香、高岸直樹、東京バレエ団、小林十市 他
【収録作品】(字幕が出たものだけ、すべて断片映像)
◆「孤独な男のためのシンフォニー」 Symphonie pour un homme seul
◆「海」La musique souvent me prend comme une mer
◆「ル・テック」 Le teck
◆「ハムレット」Hamlet
◆「春の祭典」Le sacre du printemps
◆「ボレロ」Bolero
◆「アダージェット」Adagietto
◆「椅子」Les chaises
◆「バクチ」Bhakti
◆「火の鳥」L'oiseau de feu
◆「カブキ」Kabuki

B000CFWS44モーリス・ベジャールの真実


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楽天内のショップでも取り扱いがあるようです。

DVDを購入しました。モーリス・ベジャールについてのドキュメンタリーです。世界中を飛び回ったベジャールさんの人生を垣間見れて、とても面白いドキュメンタリーでした。興味深いのは、振付家としてだけでなく、ダンサーとしてのモーリス・ベジャールにも焦点を当てている点。ベジャール氏が踊った過去のダンス映像をたくさん収録してくれており、「孤独な男のシンフォニー」や「ル・テック」、「ハムレット」を踊る若き日のベジャールさんを見ることができます。「孤独な男のシンフォニー」は、以前、パトリック・デュポンが踊る映像をみたことがあるのですが、ベジャールさんで見れるとは!できれば、抜粋ではなく、全部見たかったですけど。それにしても、ベジャールさんは、若い頃は、本当に美少年、美青年だったんですね。とてもオトコマエさんでした。今はポッコリした御腹がチャーミングですけど。
 ベジャールさんって、1月1日生まれなんですね。父は哲学者のガストン・ベルジェ。7歳で母が他界したというあたりは、すっかり有名ですが、本当に、いつも思うのですが、亡くなった母への思い入れがすごい。ちょっと美化しすぎて神格化されているぐらいですね。ヘンな意味ではなく、正真正銘のマザコンだなと思いました。
 ベジャール作品を見ると、いつも「愛」と「知性」そして「遊び心」を感じるのですが、ベジャールさんのお父さんの遺言のひとつに「人生で大事なものは2つ。「愛」と「知性」。」という言葉があるそうです。それを聞くと、ああ、やっぱり!という感じで、なんだか妙に納得してしまいました。ベジャールさん自身も「母は心の中に、父は頭の中にいる」とおっしゃっていたので、考え方などは、お父様の影響が大きそうでした。
あと、面白かったのが、ダリとのエピソード。あのカタゲスの卵だらけのダリの家にベジャールさんも訪れたことがあったんですねー。そして、やはりダリってキテレツ・・・。ベジャールさんもビックリといった感じだったのが面白かったです。
 そして、やはり見どころは、ジョルジュ・ドンの映像が豊富なこと。インタビューはもちろん、踊る姿もたくさん収録されていました。いままで、それほどジョルジュ・ドンをカッコイイと思ったことはなかったのだけれど、やはりカッコイイですね。とてもステキでした。もちろん「ボレロ」も断片的ではあれど、魂をすり削って踊っているかのような、あの激しい情熱的な「ボレロ」が見れるのは非常に嬉しい。ジョルジュ・ドンのためにつくられた「アダージェット」も、ドンからジル・ロマンへと受け継がれ、ジル・ロマンが踊る「アダージェット」の映像もしっかりと収録されていたあたりも、とても嬉しかったです。あと、「椅子」のところに出てきた男性ダンサーは、ジョン・ノイマイヤーですよね。上野水香さんに「ボレロ」を指導しているベジャールさんの横に振り付け助手として小林十市さんのお姿も。このあたりは、トップランナーで使われていた映像と同じですね。「ザ・カブキ」の映像では、高岸さんが目立っていました。
 ラストのカタコンブでの「死」についてのコメントは、なんだか、老いゆくベジャールさんの覚悟のセリフのようにも見えて、ちょっと複雑な気分でした。ベジャールさんの作品に表れる「死」は、いつも「美しい女性の姿」をしているとのことでした。でも「M」の「死」は?なんてツッコミ入れちゃダメなんでしょうかね。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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