メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ストラヴィンスキー『春の祭典/ペトルーシュカ』(デュトワ&モントリオール響)-

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2006年03月21日(Tue)

ストラヴィンスキー『春の祭典/ペトルーシュカ』(デュトワ&モントリオール響)

カテゴリー:バレエ音楽のCD記事編集

ストラヴィンスキー『春の祭典/ペトルーシュカ』
【規格品番】POCL-5253 [ PO - ロンドン ]
【指揮】シャルル・デュトワ
【演奏】 モントリオール交響楽団
【収録曲】
◆バレエ音楽「春の祭典」(1921年版)   録音:1984.5
◆バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)録音:1986.11

ストラヴィンスキー:春の祭典ストラヴィンスキー:春の祭典
モントリオール交響楽団 ストラヴィンスキー デュトワ(シャルル)


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ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、指揮をするのが非常に難しい曲なのだとか。変拍子と不協和音まみれで、指揮者泣かせ、演奏者泣かせの難曲だそうです。そんな難曲だけに、デュトワさんは、指揮者を目指し始めた頃、この曲を振りこなせる指揮者になりたいという目標を掲げて練習してこられたそうです。その甲斐あってか、今や、すっかりこの曲は、デュトワさんの十八番。若き日のデュトワさんがこの曲を指揮した評判を聞いたカラヤンが、その好評ゆえにデュトワさんを手元に呼び寄せたという話もあるそうですし、デュトワさんがNHK交響楽団の常任指揮者になったときのデビュー曲に選んだのもこの曲で、世間をアっと驚かせるほどN響の音が変わったと評判になったそうです。そんなデュトワさんの「春の祭典」は、ストラヴィンスキーが大の苦手だった私のアレルギーを一瞬にして吹き飛ばしてくれた記念すべき演奏でもあります。私の場合、「春の祭典」のおどろおどろしい不協和音と金管の大熱演が苦手で、苦手で、もう完全にハルサイアレルギー状態だったのですが、このCDの演奏を聞いて、「え?春の祭典って、こんなに綺麗で、カッコイイ曲だったの!?」と眼から鱗ならぬ、耳から鱗状態で、今では、すっかりハルサイ大好き!とまで言い切れるほどに成長させていただきました。なので、春の祭典やストラヴィンスキーがどうも苦手だとおっしゃる方に是非聞いていただきたい演奏です。デュトワさんの「春の祭典」は、まず、余裕の指揮。流れるようにスマートです。洗練されていてとてもカッコイイ演奏です。そして徹底して綺麗です。エグさや、野蛮さ、原始性などより、何よりも美しさや綺麗さが優先されている感じがします。あの不協和音が、ちっとも不協だなんて思わない、不協和音だなんて思えないほどの美しさ。といっても迫力はしっかりあるのでご安心を。私が気に入ってるのは、金管の音。もちろん美しい透明感のある音色ではあれど、鳴り響かせ方が、まろやかで、頭にキンキンと響かない。私の場合、金管の高音に対して敏感にアレルギーが出るので、このデュトワさんの金管が妙に好みなのです。ただ、この曲の持つテーマから言えば、この曲に対して、激しい原始性や野蛮性を求める方も多いでしょうから、そういう方には、この演奏はお気に召さないかもしれません。逆にそういったエグさが苦手な人には、オススメ。
 「ペトルーシュカ」も素晴らしいです。この曲も非常に難しい曲なんだそう。この曲は、初めて聞いたときから、苦手意識はなくて、結構好きな曲だったのですが、このCDでさらに大好きになりました。本当に可愛らしい曲で、演奏自体は、非常にカラフルでキラキラ輝いているような音色です。

ちなみに、下に紹介している2枚組で1500円のオムニバスCDでもデュトワの「ペトルーシュカ」が収録されています。ただしオケはモントリオール響ではなくてロンドン交響楽団。「春の祭典」はカラヤン&ベルリンフィル、「火の鳥」はマゼール&ベルリン放送交響楽団。カラヤンの「春の祭典」は、現在廃盤なので、このオムニバス版でしか入手できないみたい。ちなみにカラヤンのハルサイはカラヤン独特の透明感溢れる金管が、猛烈に炸裂しています。私は、この金管に強烈なアレルギー反応が出ちゃうのでカラヤンの「春の祭典」は苦手ですが・・・。でも、これだけ入って1500円はオトク。(苦笑)

ストラヴィンスキー:作品集ストラヴィンスキー:作品集
オムニバス(クラシック)

曲名リスト
【DISK1】
1. 組曲「火の鳥」
2. バレエ「春の祭典」
3. 詩篇交響曲
【DISK2】
1. 組曲「プルチネルラ」
2. 協奏曲変ホ長調「ダンバートン・オークス」(室内オーケストラのための)
3. バレエ「ペトルーシュカ」
4. サーカス・ポルカ

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「春の祭典」は、色々なタイプの演奏があるので、好き嫌いが分かれやすい曲ですから、聞き比べながら自分の好みを追及して探すのも面白いかも。私はデュトワで決まりですけどね。(笑)参考までに、私が聞いたことのあるものはコメント付きで、以下に、複数紹介しておきます。

オーケストラ演奏とは一味違ったハルサイを聞いてみたい方にオススメは、ピアニストのファジル・サイさんによるピアノ版の「春の祭典」のCD。ハルサイ嫌いを克服するために聞いたCD。母のコレクションの中に転がっていたものでしたが、ピアノの音色って、金管系の音がすべてまろやかで優しくなるので、ハルサイ独特のエグさがなくて、すんなりと旋律に入り込めました。

ストラヴィンスキー:春の祭典(ピアノ版)ストラヴィンスキー:春の祭典(ピアノ版)
サイ(ファジル) ストラヴィンスキー


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こちらは、我が家に転がっていたポリーニさんによるピアノ版「ペトルーシュカ」のCD。ピアノになると、超カワイイ。(語彙が貧相でスイマセン。)

ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
ポリーニ(マウリツィオ) ストラヴィンスキー プロコフィエフ

曲目リスト
1. 「ペトルーシュカ」からの3楽章(ストラヴィンスキー)
2. ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調op.83
3. ピアノのための変奏曲op.27(ヴェーベルン)
4. 第2ソナタ(ブーレーズ)
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怖いもの聞きたさで、聞いてみたレナード・バーンスタイン&イスラエルフィルの「春の祭典」。私は、もともとバーンスタインの演奏自体、あまり私は好みではないのだけれど、(※バーンスタインのお人柄やルックスは大好きです。)それを差し引いたとしても、あまりオススメしない。というのもライブ録音なのですが、録音環境が悪いのか、音質もあまりよくないし、演奏自体も垢抜けてないというか、野暮ったい。でも、これを聞くと、他の演奏の素晴らしさがよくわかるので、比較用に一度聞いてみるのは、音の違いの勉強になるかも。(苦笑)お値段は御手頃なんだけどね・・・。

ストラヴィンスキー:バレエ<ペトルーシュカ>(1947年版)ストラヴィンスキー:バレエ<ペトルーシュカ>(1947年版)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 ストラヴィンスキー バーンスタイン(レナード)

曲名リスト
1. バレエ「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)
2. バレエ「春の祭典」(1913年版)
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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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