メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-7/6 映画「Aurore(邦題:オーロラ)」(ニコラ・ル・リッシュ、カデル・ベラルビ他)DVD発売-

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2007年05月08日(Tue)

7/6 映画「Aurore(邦題:オーロラ)」(ニコラ・ル・リッシュ、カデル・ベラルビ他)DVD発売

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DVDの予約受付開始中ということで、UPしておきます。
発売予定日は2007/07/06。定価 ¥ 4,935 (税込) で、予約購入価格は 25%(¥ 1,234)OFFの¥ 3,701 (税込)とのこと。

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aurore.jpg映画「Aurore」
Film francais (2005). Musical.
Duree : 1h 35mn.(上演時間:1時間35分)
Date de sortie : 22 Mars 2006 (上演開始日:2006年3月22日)
Realisateur Nils Tavernier (監督:ニルス・タヴェルニエ)
Scenariste Nils Tavernier,Marjolaine Nonon,Jean Cosmos
Exportation/Distribution internationale Memento Films
International, France
Production La Cinéfacture, France
France 2 Cinema, France
Distribution Les Films du Losange, France

Acteur(s) (俳優陣)
  Margaux Chatelier(マルゴ・シャトリエ) :Aurore (オーロラ姫)
  Carole Bouquet (キャロル・ブーケ)   :la Reine (王妃)
  Francois Berleand (フランソワ・ベルレアン):le Roi (王)
  Nicolas Le Riche (ニコラ・ル・リッシュ): (肖像画家バンジャマン)
  Anthony Munoz(アンソニー・ムノ) :le frere d'Aurore(オーロラ姫の弟)
  Kader Belarbi (カデル・ベラルビ):アブダラ王子(最初の求婚者)
  Yukata Takei (竹井豊)   :ジパングの王子(2番目の求婚者)
  Yann Bridard (ヤン・ブリダール):ヌフシャテルの王子(3番目の求婚者)
  Melanie Hurel(メラニー・ユレル):王女を天に導く妖精

Directeur de la photographie Antoine Roch (アントワヌ・ロシュ)
Directeur de production Sylvain Monod (シルヴィ・モノ)
Choregraphe (振付):Kader Belarbi  (カデル・ベラルビ)
           Carolyn Carlson (カロリン・カールソン)
          Yann Bridard   (ヤン・ブリダール)
           Yukata Takei   (竹井豊)
Chef decoratrice :Emmanuelle Duplay
Costumiere :Yvonne Sassinot de Nesle
Producteur delegue :Emilie Georges


フランス公式サイト http://www.aurore-lefilm.com
英語字幕付き予告映像はこちら
日本の公式サイト http://www.aurore.jp/
パリ滞在中(2006/3月~4月)、チャコットの記事でも話題になっていたニコラ・ル・リッシュが出演しているという映画「AURORA」を見てきました。
チャコットの記事によると

『エトワール』を製作したニルス・タヴェルニエ監督の初のフィクション映画『オーロラ姫(原題:Aurore)』が、フランスでの3月22日の封切りを前に、話題になっている。踊り好きのオーロラ姫を主人公とした映画だそうで、王女は、破産した王家を救うために、16歳の誕生日に催される舞踏会で、花婿を選ぶことになるが、王子よりもハンサムな絵描きにひかれてしまい…。そのあとは見てのお楽しみ。まずバレエ・ファンが楽しみなのは、出演者に、キャロル・ブケ、フランソワ・ベルレアンらの俳優陣に混じって、オペラ座エトワールのニコラ・ル・リッシュとオペラ座バレエ学校生徒のマルゴ・シャトリエの名前が見られること。オーロラがカロリン・カールソンの振付で踊るシーンもあるというし、舞踏会で踊られる3種類のダンスの振付を、カデール・ベラルビ(オリエンタル)、竹井豊(舞踏)、ヤン・ブリダール(メヌエット)が担当。

とのことで、非常に興味を持っていたのです。日本での公開がまだなので、ネタバレせずに感想を述べるようにつとめますが、まず、この作品、フランス本国での評判があまりよろしくなくて、とくにメディア関係の映画評がことごとくボロボロなので、一体どんな状態なんだ??と心配しておりました。で、実際に観てきたわけなんですが、百聞は一見にしかずでして、映画作品としては、かなり悲惨な状態でした。どう贔屓目に見ても「駄作」のレッテルは剥がせないですね。(苦笑) 
とりあえず、映像はとても綺麗なのですが、何がダメって、やはりストーリーがしっかりと立っていないこと。それに輪をかけているのが主人公のオーロラというキャラクターがヤヴァすぎるほどイタいキャラだという点。この二つの要素相乗効果で、駄作街道を突っ走っている感じです。かなりファンタジー色が強い作品なのですが、ファンタジーという言葉で片付けてしまうには無理がありすぎるというか、ご都合主義が満載というか、とにかく子供じみた設定&ストーリー展開です。フランス語の知識がなくても十分理解できるぐらいに、内容がない映画だったので、そういう点では字幕なしで観る私としては、ある意味助かりましたけど、バレエファンでない映画好きな人には、ちょっとススメられないです。(苦笑)ツッコミどころ満載&失笑ポイント満載で、別な意味で面白い映画ではありましたが、本当に微妙な作品です。オチに関しては、もはや絶句状態。ちゃぶ台をひっくり返したくなる人もたくさん出てきそうな気配すらあります。ワタシは、クライマックスからエンディングのあたりは、すっかり目が点状態で、終わった瞬間大笑いでした。(笑)
 まず、そもそも、この映画のターゲット層が謎。実際、私が見た映画館では、平日の昼間ということもあってか、客の半数が小学生以下の子供たち(しかも全員女の子)。しかし子供向きの映画というわけでもないんですよね。子供っぽいファンタジーではあるものの、挿入されているバレエシーンが、子供が見るにはどうなんだ?と思うフシが強いのです。とくに竹井さんのパート。石膏みたいなものを身体や顔面に塗りたくられた裸体の女性が、「ギャー」と叫び、その石膏がバラバラと剥がれ落ちていくという有様で、大人が見ても不気味なので、子供が見たら泣くんじゃないか?と心配に思ったぐらい。私の周りの子供たちは、泣きはしなかったのですが、竹井さんのパートでは、すっかり退屈しちゃって、おしゃべりしたり遊び始めてしまいました。いい迷惑。(苦笑)
 では、バレエファンとしてみるならどうかというと、バレエシーンは結構たっぷりあるので、それは、それなりに楽しめます。しかし、微妙でもあるんですよ。というのも、主人公のオーロラ役のマルゴ・シャトリエが見る側をひきつけるほどの踊りを披露してくれないから。所詮エコールの学生なんですよね。まだエコールの学生なのだから、プロじゃないんだし、踊りが未熟なのは仕方がないと優しい眼でみてあげれば、それなりには楽しめるのですが、ソロは、まだごまかせるんだけれど、パ・ド・ドゥになるとニコラ・ル・リッシュとのレベルの差が歴然すぎて、非常にもったいないパ・ド・ドゥに見えちゃって、私はフラストレーションがたまりました。ニコラの踊りが勿体ないよー!どうして彼女が主役に抜擢されたんでしょう?セリフは棒読みだし、演技もバレエもルックスも、初々しさはあれど、それほど目を引くものでもないのに・・・。何が一番気になるって、彼女だとニコラ・ル・リッシュとのバランスが非常に悪いの。だってオーロラは16歳という設定で、それを演じるマルゴ・シャトリエもそれらしき年齢なのに、その恋のお相手が30代半ばのニコラだと、さすがのニコラも踊りで若さは出せても、ビジュアルで映画館のスクリーンにアップになっちゃうと、肌年齢の差が歴然なんだもの。となると、どうしても愛情一杯で見つめあう2ショットに違和感が出てくるのです。どんなに拭おうとしても拭えない年齢差が目に付いて気になります。そんな状態で「恋」だの「愛」だのを描こうとすると、どうみてもやっぱり犯罪的なロリータ状態に見えちゃうのでニコラの役が非常に痛々しい。マルゴ・シャトリエを使うのであれば、ニコラではなくて、マチュー・ガニオぐらいの若手エトワールにしておけばよかったのに。マチューならギリギリラインでクリアできた問題だと思います。逆にニコラを使うのであれば、彼女ではなく、もうちょっとバレエのキャリアのあるオペラ座の若手のバレリーナを使えばよかったのに。バレエを見せるという点では、後者のほうで是非お願いしたかったです。そんなオーロラと絵描きの年の差カップルなんですが、この「愛」の描き方も、年齢差を無視したとしても非常に唐突なんです。とくにオーロラちゃんの行動がいちいち変。やたらに唐突に脱ぐんです。(笑)絵描きに肖像画を描いてもらっているのに、いきなりドレスを脱ぎだして踊りだす。これがバレエと絵描きへの愛情表現&自己表現ということなのかもしれませんが、いやはや、観ているほうは失笑ですよ。だってね、ところかまわず、突然脱ぐんだもん。部屋の中はもちろん、森でも、牢屋の前でも、いたるところで、薄着になりたがる。(笑)これを露出狂と呼ばずして、何と呼ぶ?ってな状態です。そして、そのたびに、絵描きのニコラがハッとする表情を見せるんですが、これが、また、なんとも演技派なだけに犯罪的というか、みていて困るというか・・・。(笑)でも一緒に見に行っていた友人は、このオーロラを見つめるニコラの表情にハートを鷲掴みにされてしまったようで「ニコラ・ル・リッシュ、素敵~。あの見つめる切ない目の芝居がたまらん」と申しておりましたので、ウケる人にはウケるのかも。私は「やばいよ、ニコラ、そんなガキンチョをそんなに本気になって見つめちゃ犯罪だよ」とハラハラしてしまって、ウットリする余裕なんてなかったんですけどね。(笑)ただインターネット上でも流れているニコラ・ル・リッシュの踊る場面、これはバレエファン必見!紛れもないエトワールの本気バレエですから、見ごたえ満点です。カロリン・カールソンの振付も素敵です。とくにオーロラが登場しないソロのパートは、オーロラに脚を引っ張られることもなく、ニコラの実力を多いに発揮してくれているので非常に素晴らしく見ごたえ満点でした。ただね、映画として、ここで彼が踊る理由がこれまた謎なんです。(苦笑)だって、しがない画家なんですよ。踊りが得意だなんて、ひとことも言ってないんですよ。オーロラちゃんの妄想の中で、しがない画家が「踊りの達人の王子様」に勝手に変換されちゃって、バシバシ踊っているあたりが、もう妄想が膨らみすぎていて、オイオイって気分になります。ニコラがカッコいいからいいんだけど、オーロラは、マジでやばいよ。「踊りが好き」だなんていう可愛らしい表現では済まされないヤヴァさがあります。(笑)あ、あとね、ちょっと小声で言いますが、この映画を観ていると、ニコラの額の後退がちょっと心配になりました。
 その他の見所としては、前情報ではニコラ・ル・リッシュの出演ばかりが噂になっていますが、カデル・ベラルビやヤン・ブリダールもニコラと同じぐらい(というか、ニコラの出演が案外少ないという話も・・・。)しっかりと出演していてセリフもしっかりあるのがパリオペファンとしては嬉しいです。しかしこのベラルビ、ブリダールの二人の役どころがオーロラへの求婚者なんですね。30代半ばのニコラでも犯罪級なのに、40代のベラルビを16歳の小娘に求婚させちゃうなんて、本当にウルトラスーパー犯罪級のキャスティング。(笑)でも、このベラルビが超カッコイイの。オーロラに相手にされず怒って帰っちゃうんだけど、その怒った背中も声も素敵なの。オーロラ役のマルゴ・シャトリエのツライいのは、このただ、ベラルビの横に並んで歩いているだけの場面で、すっかり存在感が霞んじゃうところ。エトワールともなると、歩く姿や立ち振る舞いからしてオーラがあるから、一朝一夕で一般の人が太刀打ちできる相手じゃないんでしょうね。この求婚者たち(ベラルビ、竹井、ブリダール)がお国自慢として、自国のダンスを披露するという設定でそれぞれが振付けた3種類の踊りが披露されるのですが、ベラルビの振付は、官能的なエキゾチック系(マリ・アニエス・ジロも登場)、ブリダールの振付は宮廷ダンス風で正統派エレガント系のダンスで、いずれもそれなりに求婚者へのアピールという意味合いが理解できるのですが、竹井さんのダンスの振付の意図だけは、さっぱり意味不明でした。いかにもコンテンポラリーダンスなんですが、独自の世界観を生み出してはいるけれど、この「オーロラ」という映画の世界観、ファンタジーの世界をリスペクトしているのか?と疑問に思うほど作品から浮いていました。この3人の求婚者によるお国自慢ダンスの部分、どうせなら、ベラルビ、ブリダール、竹井氏のそれぞれがソロで踊ってみせてアピールしてくれたほうが、物語的にもわかりやすかったし、個人的にも嬉しかったのになぁ・・・と残念に思ったりしました。まあ、いろいろケチをつければキリがないんですが、キャロル・ブーケは美しかったし、ニコラの踊りは素晴らしかったし、ベラルビやブリダールの演技も見れるので、パリオペファンならいろんな意味で楽しめるとは思います。しかし、この評判&出来だと日本での公開があるかがますます不安になってきました。あったとしてもミニシアター限定でしょうね。
ちなみに、私が「Aurora」を見た映画館は、パリの19区の

MK2 Quai de Loire
7 quai de Loire 75019 Paris
最寄のメトロ:2,5,7号線のJauresかStalingrad

このMK2 Quai de Loireは、運河沿いにあって雰囲気の良い映画館ということでパリ在住の知人にオススメしてもらって行ってきたのですが、本当に周囲の雰囲気が良い場所でお散歩がてらの映画鑑賞、もしくはデートなんかにもとてもオススメです。ちなみに運河の対岸にはMK2 quai de la Seineもありますが、Auroraを上演しているのは、Quai de Loireの方。19区となると、わざわざ行くには、パリの北東なのでめんどくさいけれど、サンマルタン運河の観光と合わせたり、コンサルバトワールでのヌレエフ展の場所と同じメトロの路線上なので、それとあわせたりすると便利かも。私はヌレエフ展とセットにして立ち寄りました。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 21:15:26│
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