メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-第11回世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ『ジゼル』(マラーホフ&ヴィシニョーワ&東京バレエ団)-

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2006年08月19日(Sat)

第11回世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ『ジゼル』(マラーホフ&ヴィシニョーワ&東京バレエ団)

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第11回世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ
世界バレエフェスティバル30周年記念公演『ジゼル』(全2幕)
【鑑賞日時】2006年8月19日(土)17:00開演 
【会場】大阪フェスティバルホール
【指揮】アレクサンドル・ソトニコフ
【演奏】大阪センチュリー交響楽団
【出演】ジゼル: ディアナ・ヴィシニョーワ
    アルブレヒト: ウラジーミル・マラーホフ
    ヒラリオン: 木村和夫
    ◆第1幕◆
    バチルド姫: 浜野香織
    公爵: 後藤晴雄
    ウィルフリード: 森田雅順
    ジゼルの母: 橘静子
    ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
         小出領子‐古川和則、高村順子‐中島周、
         長谷川智佳子‐平野玲、佐伯知香‐大嶋正樹
    ジゼルの友人(パ・ド・シス):
         大島由賀子、西村真由美、乾友子、
         高木綾、奈良春夏、田中結子
    ◆第2幕◆
    ミルタ: 井脇幸江
    ドゥ・ウィリ: 小出領子‐長谷川智佳子

お江戸が世界バレエフェスで盛り上がっている真っ最中に、すっかり蚊帳の外な浪花の地で、バレエ鑑賞への情熱すらも失いつつ日々過ごしていたワタクシでしたが、久しぶりに生バレエ鑑賞に行ってきました。
さて、本日の「ジゼル」ですが、まずマラーホフのアルブレヒトは素晴らしかった。美しい肢体と、あの独特のしなやかさ、そして無音の着地、エアリーなリフト&サポート、そして二股男でありながらも、どうにもこうにも憎めない雰囲気。いやはや、素晴らしい、ため息がでるほど見惚れさせていただきました。
ヴィシニョーワのジゼルは、ある程度予測はしていたのですが、1幕のジゼルが、どうにもこうにも好みじゃないの。やはりヴィシニョーワって、存在自体が艶っぽいんだよね。その艶っぽさが、どうも純粋で初心なジゼルというよりも、男を手玉にとってしまいそうな村娘に見えてしまう。たとえば、アルブレヒトと二人でイチャイチャする際に恥じらいを見せる場面なんかも、どうすればこの男を手玉にとれるかを計算した上で、作戦の一環として恥らうフリをしていている恋の達人に見えちゃったのだ。そのあたりが、私はあまり好みじゃなかったです。ただ、それがアルブレヒトの裏切りを知って狂乱するあたりからは、絶望の表現の仕方に非常に説得力があって、2幕では、愛と哀しみを知る女の哀愁とアルブレヒトへの愛が身体全体から滲みでていて、非常に好みでした。踊りも2幕のほうが印象深かったです。1幕では、アラベスクの後ろ足がいまいちキレイじゃないなーとか、気になる部分もあったのだけれど、2幕では、アラベスクも美しくて、それ以外のポーズの一つ一つがとても美しかったです。とくに、幽霊になって登場する場面の高速回転が素晴らしくて、とても印象的でした。ただ、浮遊感みたいなものは、もうちょっと欲しかった気もします。軽々とエアリーではあるのだけれど、やはりマラーホフのふわりふわりとした雰囲気をみてしまうと、同じぐらいふわふわして欲しいなーと思ったり。(ある意味、マラーホフのほうがウィリーみたいな踊りでした。)とはいえ、足音にもかなり気を使っていることはよくわかったし、1幕とは全然違う軽さはあったので、まあそれなりには満足しています。そして、やはりジゼルは黒髪がいい!ヴィシニョーワの黒い髪は、私のイメージのジゼルにピッタリでした。
東京バレエ団のコール・ドについては、もう素晴らしい!の一言。これよ、これ、群舞ってのはこうでなくっちゃ!ちょっと前に見た某バレエ団とは大違い。腕や手首の角度まで、ピシッ!と揃っていて、もう鳥肌がたちました。ブラボー!
ちなみに、私の「ジゼル」におけるお気に入りキャラのヒラリオンですが、今回の木村さんのヒラリオンもお気の毒な雰囲気満点で、踊りも含めてとてもよかったです。
そして、首藤さんなきあとの東京バレエ団で、ひっそりと注目している中島周さんが、本日もとても素敵でした。手の動きがとてもキレイなんですよ。とくに手首から手の甲にかけてが私の本日のツボ。
ミルタの井脇さんは、相変わらずカッコイイ。「ヤッチマイナー!」な時のカッコよさもさることながら、それでいて、愛の哀しみを知っている女でもあるという空気がそこはかとなく漂っているあたりが素敵。他の皆さんも、とっても素晴らしくて、とにかくウットリする舞台をみせていただけて満足です。でも、ルグリ&コジョカル版もみたかった・・・。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 23:39:31│
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