メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ボリショイ・バレエ「眠りの森の美女」(全2幕)-

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2006年11月25日(Sat)

ボリショイ・バレエ「眠りの森の美女」(全2幕)

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ボリショイ・バレエ「眠りの森の美女」(全2幕)
【音楽】P.チャイコフスキー
【台本】I.フセヴォロジスキー、M.プティパ
【原振付】M.プティパ
【演出・振付】Y.グリゴローヴィッチ
【美術】S.ヴィルサラーゼ
【演奏】ボリショイ劇場管弦楽団
【指揮】A.コプイロフ
【出演】オーロラ姫:N.セミゾロワ
    デザイア王子:A.ファジェーチェフ
    フロレスタン24世:A.シトニコフ
    王妃:I.ネステロワ
    式典長:A.ロパレーヴィチ
    リラの精:N.スペランスカヤ
    カラボス:Y.ヴェトロフ
    やさしさの精:E.ドロズドーワ
    やんちゃの精:O.スヴォーロワ
    おうようの精:I.ペトローワ
    のんきの精:O.シュリジツカヤ
    勇気の精:N.マランジナ
    4人の王子:L.ニコノフ、A.ドゥコポールイ、M.ペレトーキン、G.タランダ
    花の人々:A.アレクサンドロワ、L.オホトニコワ、M.スブコワ、E.ラドチェンコ、
          L.クドリャフチェワ、V.サナーゼ、A.ペスチャンスカヤ、O.スヴェトニツカヤ
    公妃:I.リエパ
    ガリフロン:N.ドロホフ
    農民の踊り:Y.マルハシャンツ、A.ヴァルーエフ
    ダイヤモンドの精:M.ヌジカ
    サファイアの精:I.ペトローワ
    金の精:N.マランジナ
    銀の精:E.ドロズドーワ
    フロリナ姫:M.ブイローワ
    青い鳥:A.ヴェトロフ
    白い猫:M.ズブコワ
    長靴をはいた猫:M.シャルコフ
    赤ずきん:O,スヴォーロワ
    王子:S.グロモフ
    
【収録】1989年4月18日 ボリショイ劇場
    ボリショイ劇場213回目のシーズン
    「眠りの森の美女」劇場初演(1899年)から493回目の公演
    1973年の最終版から77回目の公演


収録日の記載が微妙に違うのですが、キャスト的にこのDVDと同じ?

眠れる森の美女 バレエ眠れる森の美女 バレエ
ボリショイ劇場管弦楽団 セミゾロワ(ニーナ) ファジェーチェフ(アレクセイ)


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北米インポート版はリージョンフリーのようです。

Sleeping BeautySleeping Beauty
Tchaikovsky Semizorova Fadeyechev


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これまた知人宅に転がっていたビデオを幸運にも見せてもらうことができました。ずいぶん昔にNHKで放映された映像です。今から17年前、NHKとボリショイバレエ団が共同制作でレパートリーを次々に収録していったシリーズのうちの一つだそうで、収録日の記載が市販のDVDと微妙に違うのですが、キャストを見る限り、同じ映像かな?と思ったりしております。
ちなみに、この映像は、私にとっては、初めて見たグリゴローヴィッチ版の「眠りの森の美女」です。まず、舞台セット(とりわけ背景)がとても辛気臭い。ハッピーエンドのおとぎ話っぽくないというか、妙にシリアスっぽい舞台です。もしかして「白鳥の湖」のセットを使いまわしてるの?と勘ぐってしまいたくなるような辛気臭さを醸し出すセットでした。
さて、感想ですが、まず1幕の妖精たちの踊りが微妙。独特の振付も伴って、かなりヤヴァい雰囲気。元気の精あたりは、まだバレエとして許せるのだけれど、どの妖精だったか忘れちゃいましたが「あんた、感電中?電気クラゲにでも刺されたのかい?」みたいなプルプル震えてるようなヘンテコリンな踊りをしてる人がおりました。思わず失笑するほど。
子供たちは、さすがロシアの子。将来が楽しみなバレエダンサーの卵ちゃんや卵君がたくさんでした。
カラボスは、扱いづらい気難しいオバちゃんといった庶民的な雰囲気で、魔性オーラだとか眼光から放つ邪悪さや不気味さみたいなものは皆無。やはりカラボスは、ロイヤルバレエの映像で残っているアンソニー・ダウエルに敵う者なし。もう、あのダウエルさんはマイ・ベスト・オブ・カラボス!
で、肝心の主役についてですが、「眠りの森の美女」という演目って、主役2人がなかなか舞台に登場しないわけだけれど、待ちに待ってやっと登場したオーロラ姫に絶句。

なんなんですか、この頭は!?

ヅラ????地毛????

どうみても黄金の大仏頭でしたぜ。(笑)

さんざん待ったあげくに出てきたのが大仏頭の女だと気持ちが萎える・・・。しかもなんなんでしょう、あの媚々の流し目は。顔の表情も媚が鼻について微妙なのに、そこにかぶさってる髪の毛が大仏頭となると、登場した瞬間から見ている私のテンションはダダ下がり状態でした。踊り出してくれて少し気持ちが上向きにはなったものの、それでも好みの踊りじゃない・・・。とくに手首から先の使い方が気になる。脚に関しては、軸がしっかりしている健康的な踊りで、ビジュアルは、かなりイケてないオーロラ姫ながらも、若いオーロラという設定に非常に説得力があるのですが、あの手先のスナップ?妙にハネるような手先がどうにも目ざわりで気になりました。あと、回転系はスピードはあるものの、丁寧さには欠ける。軸がかなりブレまくり。勢いはあるものの荒削りというか雑というか・・・。でもその元気一杯な雰囲気が、好奇心旺盛で思わず針に触ってしまうオーロラぽかった気もしましたけど。(苦笑)
そして2幕から登場の王子、ファジェーチェフ。この映像で始終丁寧に踊っていたのはこの方だけじゃないでしょうか。それぐらい安心してみていられる踊りでした。グリゴローヴィッチ版は、パリ・オペラ座のヌレエフ版と同様に、2幕の王子登場の最初から、王子がしっかり踊ってくれるのが嬉しいですね。とくにグリゴローヴィッチ版の王子のバリエーションは、冒頭からアクロバティックな跳躍もあって、男性舞踊手の踊りを堪能できます。とりわけ、ファジェーチェフの跳躍はすばらしいので、余計にオオっ!と気分を盛り上げてくれました。ファジーチェフは、やはりスバラシイ。リフトが高いし、踊りも丁寧だし。この映像の中の癒しでした。しかし王子の衣装、とくに全身黄土色(タイツも黄土色)ってどうなんですかね?オーロラの大仏頭といい、古い映像とはいえ、やはりセンスないよ・・・・。
ちなみに結婚式の来賓の方々の踊りの中で、私が気に入ったのは、赤ずきんちゃんと狼。狼が赤ずきんちゃんを拉致するまでの展開が妙にリアルで、妙に引き込まれてしまいました。あと白い猫も、ものすごく猫っぽくてよかったです。青い鳥さんは、とてもとても一生懸命で初々しい踊り。頑張っていることは伝わるのだけれど、いかんせんアントルシャがイマイチ。これがイマイチだと鳥っぽくないんだよね。やはりあれはパタパタパタっと軽やかに鳥が羽ばたくように足を交差させてほしいものです。
クライマックスのグラン・パ・ド・ドゥは、やはりセミゾロワの手先が気に入らずで、私は興ざめでした。全体的に、暗い舞台だし、あまり盛り上がってない印象の舞台。「眠り~」はもっと明るくてファンタジーっぽいのが好みです。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 00:50:32│
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