メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ドキュメンタリー「ポートレート マッシモ・ムッル」-

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2005年10月13日(Thu)

ドキュメンタリー「ポートレート マッシモ・ムッル」

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ドキュメンタリー「ポートレート マッシモ・ムッル」
(Massimo Murru Le Talent Simplement)
【監督】 リュ・リオロン
【出演】 マッシモ・ムッル、ローラン・プティ、ルシア・ラカッラ、アレッサンドラ・フェリ
【収録内容】
プティ版「カルメン」のリハーサル
プティ版「ボレロ」のリハーサル
「ジゼル」2幕の舞台映像
マルセイユ港でのプティ・ガラの舞台裏
【制作】 1997年 フランス語&イタリア語

CS(クラシカジャパン)で放映されていたものを録画鑑賞。マッシモ・ムッルに密着したものですが、ローラン・プティに抜擢されたダンサーであるマッシモ・ムッルというところが強調されており、まず、プティありきといった映像でした。
リハーサルは、すべてフランス語、彼のインタビュー(独白)部分はイタリア語でした。今回、彼が話す声を初めて聞きましたが、物静かな人なんだなーという印象。イタリア語で話す人を物静かだと思うなんて、我ながら意外だと思うのですが、彼の持つ雰囲気って、一般的に思い描くイタリア人っぽくないなーと思っていたのだけれど、実際のところバレエに出会うまでは、内気で口数も少なくて、サッカーの輪に入ろうとも思わなかったそうで、本当にイタリア人っぽくない静かな印象の人でした。バレエを始めたきっかけは、スカラ座の近くで働いていたお父さんが、お友達のお母さんが娘を習わせるといって見せたチラシを見て、自分の息子も一緒に何気なくバレエの学校に入れたそうで、本人は、何をやってるのか訳もわからずレッスンを受けていたそうですが、音楽が好きで、レッスン中もピアニストがピアノを弾くのを眺めてるのが好きだったんですって。話す顔をアップで写した映像は、意外と童顔。これまた意外とカワイイ。
 あの白いスタジオは、プティのスタジオ(?)ですかね、とても素敵な空間でしたが、そこでまずは「カルメン」のリハーサルをしておりました。「Non!Massimo,Non!(違う、マッシモ、違う!)」とプティ氏のダメ出しの声が響きまくり。ちょっと踊るとダメ出しの連続で、気の毒なぐらい。しかし、ダメ出しのあと注意を受けてから踊りなおすと、すぐに「Ca! C'est mieux!(そう!良くなった!)」とか「bien(よろしい)」と言ってもらえていたので、見ているこちらもホっとしましたが・・・。それにしても、マッシモ・ムッルというダンサーの踊りは、映像や舞台で何度か見ているはずなんだけれど、なぜだか、ほとんど印象に残っていないのです。どうも、この人の踊りにあまり惹かれるものがないのかなぁ?しかし、意外や意外と、このドキュメンタリー映像ではカッコよかったです。「カルメン」のリハーサルをしている姿を見て、あれ?こんなにカッコよかったっけ???って思ったぐらい。アルベルト・アロンソの「カルメン」を踊るのを生で見てもなんとも思わなかったのに、不思議だわ・・・。あ、でもプティの「カルメン」って他の「カルメン」と違ってドン・ホセ自体、妙にカッコイイんだよね。ムッルがカッコイイわけじゃないのかも。(笑)
 「ボレロ」は、舞台の本番映像を見たことがあるけれど、これまたあまり私の琴線には触れなかった演目。しかし、リハーサル風景は、やはり真剣そのもので、なかなか見ごたえがありました。スカラ座での「ジゼル」の映像も、なかなか良かったです。よく考えたら、純クラッシックを踊るマッシモ・ムッルって初めて見たかも。アルブレヒト、なかなか似合っておりました。フェリのジゼルは言うに及ばず。素敵。
あと、ムッルの好きな映画は、ジョン・マルコビッチ主演の「危険な関係」だそうです。あのマルコビッチ(バルモン伯爵)になってみたいと言っていました。アダム・クーパーがバレエ化して踊っていましたね。アダム・クーパーと気が合うかも。(笑)あの映画、ダンサーを惹きつける共通のものがあるのかしら?
というわけで、いままで、私の中では、全く注目度ゼロだったマッシモ・ムッルですが、もうちょっと好意的な目で意識して見てみようという気分になる映像集でした。今度、ギエムの「ボレロ」公演でムッルも来日予定なので、じっくり注目してみようっと。
ちなみに、最後のクレジットによると、プティさんが使っていた「ボレロ」の音楽(CD)は、Orchestre de Paris dirigre par Charles Munchとのこと。シャルル・ミュンシュさん指揮のパリ管の「ボレロ」だったのですね。ちょうどミュンシュさんの本を読んだ直後だったので、嬉しい発見でした。
B000228W6Kボレロ(ラヴェル管弦楽名曲集)
ミュンシュ(シャルル) パリ管弦楽団 ラヴェル


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ムッルが見れる映像は日本では、あまり市販されていませんが、プティの「こうもり」でフェリと踊っている映像が市販されています。
B000657Q0G「こうもり」(全幕)
ミラノ・スカラ座バレエ団 フェリ(アレッサンドラ) ムッル(マッシモ)


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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 21:38:38│
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