メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ベルリン国立歌劇場バレエ『くるみ割り人形』-

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2005年11月02日(Wed)

ベルリン国立歌劇場バレエ『くるみ割り人形』

カテゴリー:ドイツのバレエ記事編集

ベルリン国立歌劇場バレエ『くるみ割り人形』
【演出・振付】パトリス・バール
【出演】ナジャ・サイダコーワ(マリー)、ヴラジーミル・マラーホフ(王子&くるみ割り人形)、  オリヴァー・マッツ(ドロッセルマイヤー) 、トルステン・ヘンドラー(シュタールバウム)、バルバラ・シュレーダー(シュタールバウム夫人) 、キラ・キリローヴァ (ルイザ)、オレクシ・ベッスメルドニ(フリッツ)、ベアトリーチェ・クノップ(雪の女王)
【音楽】 P.I.チャイコフスキー
【指揮】 ダニエル・バレンボイム
【演奏】 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
【収録】 1999年12月23日 ベルリン国立歌劇場  118分

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CS(シアターテレビジョン)で放映されていたものを録画鑑賞。いやー、これまた、個性的というか、へんてこりんな「くるみ割り人形」ですねー。まず、マリーの父親が殺されて、母が誘拐されて、と、妙にシリアスな場面から始まって、トラウマを抱えて成長したマリーが、ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形に誘われ、夢の国で母と出会い、楽しい時間を過ごし、そのトラウマを克服するといったストーリーなんですが、音楽の順番も入れ替えてまで、わざわざ、そういうストーリーにした目的がイマイチよくわかりません。夢で母を見たからって、怖い思いをしたトラウマがすべて消えるだなんて、どうも都合良すぎてナンセンスだわ。振付が、またナンセンスなの。へんてこりんで、音楽を全く無視してるとしか思えないような、一つ一つの動きが、ちっとも流れてない振り。一体何がしたかったんだパトリス・バール?と問い掛けたくなるような振りだらけ。途中、無理矢理ヌレエフ?みたいな振りもあったりして、もうすべてがチグハグ。
あと、この舞台、指揮がダニエル・バレンボイムなんですが、バレンボイムの指揮でバレエを観れるなんて贅沢~、しかもオケは、ベルリン歌劇場管弦楽団だし~、なんて、期待したら大間違いでした。さすが巨匠っていうのかしら、もう、踊りより音楽の一人勝ちになってしまっていました。っていうかバレンボイムさん、踊りを無視して指揮してやいませんか??ダンサーたちが踊りづらそうなのは振付だけのせいではないはず。いや、実際、振付の方が責任は大きいとは思うのですけどね。いずれにせよ、ダンサー達が踊りにくそうなことこの上ない舞台でした。マラーホフですら音を外してませんか?ってなところがあったりしたもの。マラーホフでそうなのだから、コール・ドのダンサーたちなんて言うに及ばず。ダンサーのレベルが低いのか?振付が難解すぎるのか?それとも音楽があまりにも独走しているからなのか?誰に責任があるのかはわかりませんが、とにかくそれらのバランスがよくないことだけは確かです。
 ダンサーたちの中で、印象的だったのはドロッセルマイヤーのオリヴァー・マッツ。ただ、彼もソロで踊ってるときは、オオ!!!ってぐらい勢いがあって素敵だったのですが、サポートになったら、グングン失速。とくにリフトが、見苦しい。「よっこらしょ」って声がきこえてきそうなぐらい、力むんだもん。そんなに重たそうにバレリーナを持ち上げちゃ興ざめだし、バレリーナに対して失礼だわよーーー。それにくらべて、同じバレリーナをリフトするマラーホフが軽やかに持ち上げること!ドロッセルマイヤーとマリーとくるみ王子の3人で踊る場面では、リフトの差が歴然でした。くるみの王子(マラーホフ)がソロで踊る場面の曲は、あまり聴いたことがない曲だったのだけれど、「くるみ割り人形」には、あんな曲もあるのかしら?初めて聞きました。マラーホフの見せ場はここだけって感じ。もったいない使い方です。しかも、今回のマラーホフは化粧が濃いせいか、いつになく森進一化が進んでました。惜しい・・・・・。
マリー役のナジャ・サイダコーワさんの踊りは、これまた全く私の好みではなかったです。とても硬質な踊りなの。マラーホフの柔らかい踊りと一緒になると、ものすごく違和感を感じちゃいました。途中、ドロッセルマイヤーと踊っていた真っ赤なドレスの女性(お母さん役?)の方の踊りは、とても素敵で好みでした。
というわけで、私にとっては、全然面白くなかった映像なのですが、なぜか、会場ばブラボーの嵐でした。でもこれは、絶対バレンボイムとオケの演奏に対するブラボーで、踊りに対するブラボーではないと思うなぁ。カーテンコールで、舞台に指揮者が上がるのは普通ですが、この映像ではバレンボイムが楽団員を全員舞台にあげておりました。まさに「このブラボーは俺たちのもの」と言わんばかり。でも確かに、目を閉じてバレンボイムの演奏だけ聴くほうがストレスなくてすむかもしれない。音楽と映像が噛み合っていないもの。心なしか、カーテンコールのマラーホフの顔も、強張っていたように感じました。(←勘ぐりすぎ?) というわけで、私の“ベスト・オブ・くるみ”は、まだNCBのバランシン版のまま、不動。あとは、やはり吉田都さんのバーミンガムロイヤルの映像です。風変わりな作品にするなら、ベジャール版ぐらい変えてもらわないと満足できないわ。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 21:47:23│
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