メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-シュツットガルト・バレエ団 「眠れる森の美女」(兵庫県立芸術文化センター)-

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2008年12月06日(Sat)

シュツットガルト・バレエ団 「眠れる森の美女」(兵庫県立芸術文化センター)

カテゴリー:シュツットガルト・バレエ団記事編集

シュツットガルト・バレエ団 2008年日本公演「眠れる森の美女」
シャルル・ぺロー『眠れる森の美女』に基づく全3幕プロローグ付きバレエ
2008年12月6日(土)18:00p.m.  兵庫県立芸術文化センター    

振付:マリシア・ハイデ(マリウス・プティパの原典に基づく)
演出:マリシア・ハイデ
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
照明:ディーター・ビリーノ
世界初演:1987年5月10日シュツットガルト・バレエ団
協力:藤堂眞子バレエアカデミー
指揮:グレン・プリンス
演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団

【キャスト】
オーロラ姫:マリア・アイシュヴァルト
デジレ王子:フリーデマン・フォーゲル
カラボス:ジェイソン・レイリー
リラの精:ミリアム・サイモン
王:ヘルマー・ポーロカット
王妃:メリンダ・ウィサム
カタラビュット:トーマス・ダンヘル
乳母:ブリギット・デハルデ

<プロローグ>
澄んだ泉の精:  オイハネ・ヘレーロ
黄金のつる草の精: アンジェリーナ・ズッカリーニ
森の草地の精: ダニエラ・ランゼッティ 
歌鳥の精: マリア・アラーティ
魔法の庭の精: マグダレーナ・ジギレウスカ
お付きの騎士:  ローランド・ハヴリカ、ウィリアム・ムーア
          ペトロ・テルテリャーン、ディミトリー・マギトフ
アレクサンダー・ジョーンズ、ローラン・ギルボー
宮廷の人々: シュツットガルト・バレエ団

<第1幕>
~オーロラの誕生日~
東の王子: ディミトリー・マギトフ
北の王子: エヴァン・マッキー
南の王子: アレクシス・オリヴィエラ
西の王子:  アレクサンダー・ジョーンズ
オーロラ姫の友人: ナタリー・グス、マリア・アラーティ、アレッサンドラ・トノローニ、
            ダニエラ・ランゼッティ、クリスティーナ・バーネル、
エリザベス・ワイセンベルグ
宮廷の人々、庭師:シュツットガルト・バレエ団


<第2幕>
~狩りの場、幻を見るデジレ王子、オーロラの目覚め~
伯爵夫人: オイハネ・ヘレーロ
カラボスの家来:シュツットガルト・バレエ団
宮廷の人々、妖精たち:シュツットガルト・バレエ団

<第3幕>

~オーロラの結婚式~
グレーテル: ナタリー・グス
ヘンゼル: ウォン・ヤオスン
シンデレラ: アナイス・ブエノ・グラチェス
王子: オズカン・アイク
青ひげ公: マキシム・キローガ
王女: アレッサンドラ・トノローニ
シェヘラザード:エリザベス・ワイセンベルク
アラジン: ペトロ・テルテリャーン
コロンビーヌ: アナベル・フォーセット
アルルカン: ルドヴィコ・パーチェ
カエルの王子: チャールズ・ペリー
王女: ビリャナ・ヤンチェヴァ
お姫さまとえんどう豆: へザー・チン
王子: ブレント・パロリン
中国の王女: ジュリア・ムニエ
官吏: デヴィッド・ムーア
白雪姫:レネ・ライト

~ディヴェルティスマン~
アリ・ババ: アレクサンダー・ザイツェフ
ルビー: レイチェル・ブリアッジ
サファイア:オイハネ・ヘレーロ
エメラルド:ダニエラ・ランゼッティ
アメジスト: ミリアム・カセロヴァ
長靴を履いた猫:アルマン・ザジャン
白い猫:マリア・アラーティ
青い鳥:ウィリアム・ムーア
王女:エリザベス・メイソン
赤ずきん:クリスティーナ・バーネル
狼:ミハイル・ソロヴィエフ


先日の「オネーギン」に続いて、 「眠れる森の美女」を鑑賞。マリシア・ハイデの演出振付の「眠れる森の美女」を見るのは初めてだったのですが、これ、今まで見た(映像を含む)、ありとあらゆる「眠り」の中でも、ベストワンと言いたくなるぐらい気に入った。衣装もセットも演出も大好き!でも、それらの中で何よりも気に入ったのは


カラボス!


今まで、私のベスト・オブ・カラボスは、英国ロイヤルバレエの映像のアンソニー・ダウエルのカラボスなのですが、それと並ぶぐらい魅力的なカラボスにやられた~。(笑) このハイデ版のカラボスは、かなり踊るんです。跳躍力を見せ付けるかのように飛んだり跳ねたり回ったり、大きなマントを翻したり、とにかく見せ場が多くて、すっかり夢中。(笑)踊っていたのは、ジェイソン・レイリーだったのですが、彼がステキなのか、それとも彼でなくともカラボスという役がステキなのかは、他のキャストで見てないので判断できないけれど、とにかく、何をおいてもカラボス!な舞台で、ジェイソン・レイリーという名前をしっかり覚えて帰った私。

もちろん、カラボス以外も良かったです。マリア・アイシュバルトのオーロラは小柄でチャーミング。踊りは、丁寧にキレイに踊ってくれて、停止するべきところでピタっとキレイに止まってくれるから気持ちいい。個人的にスピード満点で形が崩れちゃってる踊りよりも、ゆっくりでも丁寧に美しく踊ってくれるほうが好きなので、マリア・アイシュバルトの丁寧さは好みでした。ローズ・アダージオも、しっかりとグラつくこともなくキレイにこなしておられました。とくにローズ・アダージオでは、4人の東西南北の求婚者たちの体格が大きいので、小さいアイシュバルトを見守ってるような感じが暖かい。

フォーゲルのデジレ王子もチャーミングでステキでした。彼は、とにかくアラベスクがとーーーーってもキレイ!ソロのバリエーション等での回転系も軸が真直ぐでキレイだし、惚れ惚れしながら見ておりました。一番のお気に入りポイントはオーロラ姫にキスをするところ。ハイデ版ってベットから眠った状態のオーロラ姫を抱きかかえて舞台の中央までつれてきて、王子が立膝をついて、その膝の上に座らせてキスするのね。そのときのフォーゲルの足の角度がとーーーってもきれいで、その上にチョコンと座ってたアイシュバルトがとっても可愛らしく、なんとも微笑ましい目覚めの場面でした。
オーロラとデジレのグラン・パ・ド・ドゥも見ごたえ満点。

衣装も本当にステキ。ただのカラフルじゃない配色のバランスがステキ。とくにプロローグで幕が開いた瞬間のブルーの濃淡のドレスの方々の配置やポージングが絶妙なバランスで美しく、思わず見とれてボーっとしてしまった。

今回、改めて感じたのは、シュツットガルトバレエ団のダンサーの層の厚さ。3幕の招待客も豪華でとても見ごたえがありました。アリ・ババのザイツェフがソロのバリエーションの途中でミスしてちょっと転んだ?っぽい状態になってしまったけれど、それ以外は、とくに気になることもなく、宝石たちのパ・ド・トロワを筆頭に、しっかりと堪能させてもらいました。長靴を履いた猫と白い猫のパ・ド・ドゥは、コミカルでチャーミングで、会場からも思わず笑いが起こっておりました。長靴を履いた猫は、白い猫に本気でパチパチと叩かれていて、上層階の席にいた私のところでも痛そうな平手打ちの音が聞こえておりました。それにしても、招待客が多くてカエルの王子とかお姫様とえんどう豆とかってどこにいたのか見つけられなかったのが残念でした。(笑)

スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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