メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-英国ロイヤルバレエ団「ロミオとジュリエット」(マルケス&マックレー)-

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2010年07月03日(Sat)

英国ロイヤルバレエ団「ロミオとジュリエット」(マルケス&マックレー)

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英国ロイヤルバレエ団「ロミオとジュリエット」(マルケス&マックレー)
【鑑賞日時】2010年7月3日
【会場】兵庫県立芸術文化センターKOBELCOホール

【キャスト】
ジュリエット:ロベルタ・マルケス
ロミオ:スティーブン・マックレー
マキューシオ:ブライアン・マロニー
ティボルト:トーマス・ホワイトヘッド
ベンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン
パリス:ヨハネス・ステパネク
キャピュレット公:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:ジェネシア・ロサート
エスカラス(ヴェローナ大公):ベネット・ガートサイド
ロザライン:タラ=ブリギット・バフナニ
乳母:クリステン・マクナリー
僧ロレンス:アラステア・マリオット
モンタギュー公:アラステア・マリオット
モンタギュー夫人:サイアン・マーフィー
ジュリエットの友人:
リャーン・コープ、ベサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サビーナ・ウエストコム
3人の娼婦:
ラウラ・モレーラ、ヘレン・クロウフォード、フランチェスカ・フィルピ
マンドリン・ダンス:
ミハイル・ストイコ
ポール・ケイ、蔵健太、ルドヴィック・オンディヴィエラ、
アンドレイ・ウスペンスキー、ジェームズ・ウィルキー
舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤルバレエ団

【指揮】ボリス・グルージン
【演奏】関西フィルハーモニー管弦楽団

東京ではコジョカルや吉田都が日替わりで踊るとのことで関西のキャストは誰なんだろうと思っていたら、関西は、ロベルタ・マルケス。このロベルタ・マルケスのジュリエットですが、とてもとても可愛らしくてジュリエットにハマっておりまして、私は非常に満足。今回の舞台、ぶっちゃけロベルタ・マルケスのジュリエットの1人勝ち状態。というのも相手役のスティーブン・マックレーのロミオが地味すぎるんだもの。スティーブン・マックレー、踊りはキレがあって勢いもあってロミオらしいっちゃーロミオらしいし、リフトやサポートも不安要素はなかったのですが、いかんせん存在というかオーラが地味なんだわ。(苦笑) 冒頭でマキューシオとベンヴィーリオと3人で登場したら、誰が誰なんだかもう見分けがつかないぐらい存在感が光っていなかった・・・。体型が小柄なこともあって、群集の中に入っても見失いそうになる地味さ。 ロミオはノーブルキャラではないけれど、それでもお坊ちゃまなんだし、もう少しオーラが欲しい。それに比べるとジュリエットの可憐な存在感は圧巻。登場シーンでぬいぐるみを抱えて出てくるのだけれど、何の違和感もなく、ほんとうにあどけない少女そのもの。そこから恋を知り、女になっていく様子、苦悩する様子、本当に手に取るように気持ちの変化が伝わってくる素敵なジュリエットでした。やはりラテン系女子が踊るジュリエットって好き。

それにしても久しぶりに見たマクミラン版全幕、こんなにもパリスが不憫な人だったとは・・・・。あまりにも気の毒すぎて好きになってしまいそう。(笑)それはまるで「ジゼル」のヒラリオン並みの気の毒っぷり。徹底してジュリエットに避けられ、ジュリエットに拒絶され、挙句の果てにロミオに逆恨みされて殺されちゃうなんて、あんなにカッコイイ素敵なルックスなだけに(ぶっちゃけロミオよりオーラもあって素敵だった)、ジュリエットの選択に疑問を禁じえなかったのだけれど(笑)、そんな気の毒なパリス観察が妙に面白かったです。そして、やはりマクミラン版はバルコニーのパ・ド・ドゥと寝室のパ・ド・ドゥの美しさにウットリ。この場面は本当に素敵でした。

ロミオが前述のとおり地味でイマイチ印象が薄かったのだけれど、マキューシオも地味で印象が薄く、ベンヴォーリオとの違いがイマイチわかりづらくて、結局のところ、男性キャストには心を満たしてもらえませんでした。ロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオが3人揃えば「3馬鹿トリオ」でチャーミングだったのだけれど、各々が1人になるとものすごく地味なんだもの。なんだかな・・・・って気分でした。ティボルトは、けっこう存在感があったのに・・・。

英国ロイヤルバレエの舞台って(とりわけ衣装)、やはりゴテゴテしてるよね。改めて全幕でみると、クラシカルだけれど、ちょっと暑苦しい。あとコール・ドのバラバラ感は相変わらずというか、まあ期待していなかったからいいけれど、微妙なレベル。というわけで、なんやかんやでそれなりには楽しめたけれど「感動」という領域には達しなかった舞台でした。

あと会場で配られるキャスト表。せめて振付が誰なのかは明記しておいてほしい。プロコフィエフの曲で、マクミラン版であることは、多少バレエに馴染みがあればわかりきってはいるけれど、それでもやはり作曲者名と振付家名は明記しておいて欲しい。あとは関西のバレエ鑑賞では多くは望んでいないけれど、やっぱり生オケの演奏レベルが・・・。いいところで音をハズされると一気に興ざめしちゃうので、そこは、もうちょっとレベルアップして欲しいと強く思いました。(苦笑)
 
│posted at 20:14:37│
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