メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ウィーン国立バレエ団「こうもり」-

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2012年05月03日(Thu)

ウィーン国立バレエ団「こうもり」

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balllet_20120503.jpgウィーン国立バレエ団「こうもり」
【公演日時】2012年5月3日
【公演場所】兵庫県立芸術文化センター
【キャスト】
  ベラ:マリア・ヤコヴレワ
  ヨハン:ロマン・ラツィク
  ウルリック:マニュエル・ルグリ
  メイド:マルタ・ドラスティコワ
  グランカフェのギャルソン:マーチン・デンプス
               リヒャルト・ザボ
               ドゥミトル・タラン
  チャルダッシュ:木本全優
  看守:ガーボア・オーベルエッガー
  他、ウィーン国立バレエ団
【指揮】ペーター・エルンスト・ラッセン
【演奏】日本センリュリー交響楽団
【協力】東京バレエ学校

ウィーン国立バレエ団の「こうもり」を劇場にて鑑賞してきました。お目当ては、私が世界一、宇宙一、敬愛してやまないダンサー、パリ・オペラ座の元エトワール、現在ウィーン国立バレエ団の芸術監督のマニュエル・ルグリでしたが、ローラン・プティの「こうもり」という作品自体が魅力的なので、これまた楽しみ倍増で劇場へ。

ウィーン国立バレエ団は、世界の超一流どころのバレエ団と比べるとグーンとレベルが下がるバレエ団。看板スターもいないし無名のダンサーがほとんど。そんなバレエ団を鍛え上げるべく芸術監督に就任したルグリ氏ですが、この「こうもり」という作品を選んでくるあたりが、プロデュース能力が高い賢い方だなという印象。この作品、とにかく踊れるダンサー2人いれば成り立つというか、粗が目立たない作品。レパートリーにしているバレエ団も限られてるから、大きく比較されることもない。そして集客数に不安を感じるなら自分が脇役で踊ればいい。そして音楽がシュトラウスなので、ウィーンらしさもアピールできる。なんとも一石二鳥ならぬ一石三鳥ぐらいの作品。

実際、舞台を拝見したら、やはりというか、案の定というかルグリ先生の独壇場。現役を退いても、まだまだ踊れる芸術監督。脇役の三枚目キャラのウルリック役でしたが、完全にヨハン(←色男役)よりもカッコイイ。(苦笑)軽く流して踊る踊りの隅々まで美しいこと!指先、足先、着地、ブレない回転軸、これぞお手本といわんばかりの美しさ。そして醸し出すオーラ。群舞の間を通り抜けて立ち去る姿すらオーラが別格すぎて見失うことがない。まさに目がそこに釘付けになってしまう。眼福&至福の時間でございました。

バレエ団のダンサーでは主役のベラを踊ったマリヤ・ヤコブレワも足が美しくて、ベラとしてなんの不満もない踊りとマイム。美しくてチャーミングなベラでした。ヨハン訳のロマン・ラツィクは、もうちょっと頑張って!って感じかな。(苦笑)踊るとルグリのウルリックが素晴らしすぎて存在が霞んでしまうのは仕方がないにせよ、そこを差し引いてもベラを悩ませるような「色男」オーラが足りなかった印象。踊りも途中からヘロヘロだったし、ピルエットの軸もちょっと歪むのが気になりました。(苦笑)

ちなみに私が見た中でのベスト・オブ・ヨハンは初演時キャストのマチューパパ(←デニス・ガニオ)。ベラは、フェリもジジも好き。あとカフェのギャルソン3人組は頑張ってました。それ以外のコール・ドは、もう少しかなぁ。やはり主役3人が舞台上から消えると急激に退屈さを感じてしまったので。とはいえ、コケティッシュな舞台、一生懸命なダンサーたち、そしてルグリ先生を全幕もののバレエで見れて満足です


市販されているプティの「こうもり」の映像は、ミラノスカラ座の映像があります。ベラはアレッサンドラ・フェリ、ヨハンはマッシモ・ムッル。踊る女優と異名をとるフェリのベラがとてもチャーミングな映像です。


リージョンフリーのインポート版。こちらのほうが値段が安くてオトクです。


 
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