メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ミラノ・スカラ座バレエ「白鳥の湖」(ザハロワ&ボッレ)-

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2005年10月25日(Tue)

ミラノ・スカラ座バレエ「白鳥の湖」(ザハロワ&ボッレ)

カテゴリー:ミラノ・スカラ座バレエ記事編集

ミラノ・スカラ座バレエ「白鳥の湖 」(ブルメイステル版・プロローグ付全4幕)
【出演】スヴェトラーナ・ザハーロワ(オデット/オディール)ロベルト・ボッレ(ジークフリート王子)ジャンニ・ギスレーニ(悪魔ロットバルト)アントニーノ・ステラ(道化)ミラノ・スカラ座バレエ団
【振付】ウラジーミル・ブルメイステル&レフ・イワーノフ(第2幕)
【音楽】チャイコフスキー
【演奏】ミラノ・スカラ座管弦楽団
B0009S8FU0ミラノ・スカラ座バレエ団「白鳥の湖」(全4幕/ブルメイステル版)
ミラノ・スカラ座バレエ団 スヴェトラーナ・ザハロワ ロベルト・ボッレ


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割安なインポート版は、リージョンフリーという噂。
(※あくまで噂ですので購入は自己責任でお願いします。)
B000AMMSQCSwan Lake
tchaikovsky,Zakharova,Bolle,Sutera

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CS(クラシカ・ジャパン)にて放映されていたものを録画鑑賞。おそらく市販されているDVDと中身は同じだと思われます。 さて、この映像、ある程度予想はしておりましたが、やはりザハロワの存在感が圧巻でした。もう、本当に素晴らしい。ザハロワのオデットは、最高ですよ!白鳥を踊るために生まれてきたんじゃないか?とすら思えるぐらいのハマリ役でした。やはり、この人は、姫キャラ専門だと確信しましたね。先日見たドン・キホーテのキトリとは大違いのお似合いっぷりでしたから。もう、見ているだけでうっとりするぐらい美しいのはもちろんのこと、あの気品と悲しみと不幸を身にまとったオーラが、ザハロアの風貌にぴったりとマッチして、これぞ、オデット!といわんばかりの存在。もともと四肢が美しいバレリーナですが、この衣装で、この振り付けを踊ると、文句なしに美しいの。とくに腕。対して黒鳥になったときのザハロワですが、これも良かった。ただ、白鳥に比べると、やはり黒鳥は弱い印象ではあったのですが、一般的には、十分満足に値する黒鳥です。技術的にも魅せてくれます。ただ、黒鳥の連続フェッテのときには、ドゥーブルを入れる度に軸がズレるのがもったいなかったですけど・・・。
一方、ジークフリートのボッレですが、これまたとても良いです。ボッレのジークフリートは、マザコンでもなく、根暗でもなく、ただ、嫁選びでナーバスになっている普通の青年という、親しみやすいノーマルなキャラクターでした。私は、キーロフの映像でゼレンスキーが演じたジークフリートとか、パリオペの映像でパトリック・デュポンが演じたジークフリートとか、ヌレエフが演じたジークフリートとか、母性本能をくすぐるタイプのジークフリーとが結構好きなのですが(ゼレンスキーのは、ちょっとカマっぽかったけど。)、ボッレのジークフリートは、そういった母性本能をくすぐるようなタイプのジークフリートではなく、かといって、いかにもヒーロー的な王子でもなく、とても普通の青年なところが、逆になかなか新鮮で素敵でした。踊りも丁寧で、好感をもてました。とくに着地がとても丁寧。あと、サポートも丁寧で、ザハロワとの相性もいい感じ。
 と、ここまで褒めちぎっておいて言うのもなんですが、この二人以外は、とりたてて褒めるところが見つからない舞台だった。というのも、やはり、ブルメイステル版というとパリ・オペラ座の映像が印象に残っているので、それと比較してしまうんですよ。とくに道化なんかは、ブルメイステル版ではかなり重要な役どころなわけですが、今回の映像の道化もそれなりに頑張ってはいたけれど、1幕でミスが目立ったし、どうしてもパリ・オペの映像のエリック・キエレの神がかり的に素晴らしかった道化の印象が強いので、今回の映像では満足はできませんでしたね。他のダンサーたちも、とりわけ男性陣の技術力は、微妙。やはり、所詮はミラノ・スカラ座という印象で、一流ではない部分が、あちこちで垣間見られたのが残念でした。白鳥の群舞には、とくに不満はありません。素晴らしかったです。
 それにしても、やはり、私はブルメイステル版は、あまり好きじゃないな。物語重視型とのことですが、そのぶん、音楽を無視している部分が多い気がする。原曲の順番どおりとのことだそうですが、、パリオペの映像では、それほど気にならなかったけれど、今回見ているとあの素晴らしいチャイコフスキーの旋律が、うまく生かされていない気がしました。振りと踊りが噛みあってなかったり、この音楽で、そう踊るのか・・・みたいな部分が結構気になったのです。慣れの問題なのかもしれないけれど・・・。ただ、衣装やセットに関しては、パリオペの映像の奇をてらったあの衣装よりは、こちらのスカラ座の衣装のほうが断然好みでした。
 あと、ちょっと可笑しかったのが、ロットバルトのメイク。頬と瞼に赤っぽいシャドーを入れてるのですが、これが「一杯ひっかけた酔っ払いオヤジ」みたいだった。(笑)
なお、放映の際には、DVDの特典と思われる15分ほどのインタビュー&リハーサル風景を収録したドキュメンタリーも一緒に放映されたのですが、これは、あまり中身も映像も見ごたえなしで、あってもなくてもどーでもいいようなドキュメンタリーでした。

私のお気に入りの母性本能くすぐり系ジークフリートが見れる映像をご紹介しておきます。
B0009V1F1Iチャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》
指揮:ジョン・ランチベリー 出演:マーゴ・フォンテーン、ルドルフ・ヌレエフ

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B00005HJIZキーロフ・バレエ チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全3幕
キーロフ・バレエ団 チャイコフスキー フェドートフ(ビクトル) 、ゼレンスキー、マハリナ

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ロベルト・ボッレが見れる映像たちもご紹介

B0000V4NU2「エクセルシオール」全幕
ミラノ・スカラ座バレエ団


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B000BK53MYMoise Et Pharaon (2pc)
(※インポート(北米)版、リージョン1)
<イルダー・アブドラザコフ、エルヴィン・シュロット、ジュゼッペ・フィリアノーティ、バルバラ・フリットリ、ソニア・ガナッシ、ジョルジョ・ジュゼッピーニ、マウリツィオ・ムラーロ

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オペラですが、途中のバレエでボッレが踊っています。
詳しいレビューは、こちらをどうぞ。

ザハロワの姫キャラが光る「ファラオの娘」
B0009Y26A4Pharaoh's Daughter
(北米版、リージョン1)
Bolshoi Theater Orch , Sotnikov,Zakharova

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日本版のDVDは、フェアリーで取り扱っているようです。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
│posted at 11:44:15│
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