メールマガジン JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記-ローラン・プティ・ガラ~国立マルセイユ・バレエ団芸術監督25周年記念-

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2006年02月04日(Sat)

ローラン・プティ・ガラ~国立マルセイユ・バレエ団芸術監督25周年記念

カテゴリー:マルセイユ・バレエ記事編集

ローラン・プティ・ガラ~国立マルセイユ・バレエ団芸術監督25周年記念
Gala du 25eme Anniversaire de Roland Petit/Roland PETIT a MARSEILLE 25e anniversaire
【出演】ローラン・プティ、ジジ・ジャンメール、ドミニク・カルフーニ、アルティナイ・アスィルムラートワ、ルイジ・ボニーノ、マッシモ・ムッル、ルチア・ラカッラ、リエンツ・チャン、ヤン・ブレックス、国立マルセイユ・バレエ団
【振付】ローラン・プティ
【収録】1997年6月25日マルセイユ港特設野外ステージ
【収録作品】
【演目】
◆マ・パヴロワより、「白鳥」
  【出演】マルセイユ・バレエ団
◆「タイスの瞑想曲」 MEDITATION DE THAIS
  【出演】ドミニク・カルフーニ、リエンツ・チャン
◆「カルメン」 CARMEN
  【出演】アルティナイ・アスィルムラートワ、ヤン・ブレックス
◆ 「ラ・メール」LA MER
  【出演】マルセイユ・バレエ
◆「ダンシング・チャップリン」CHARLOT
  【出演】ルイジ・ボニーノ
◆「ボレロ」  Bolero
  【出演】ルチア・ラカッラ、マッシモ・ムッル
◆「クルー・カフェ」COULEUR CAFE
  【出演】ジュリアーノ・ペパリーニ
◆「フィンガー・スナップ」CLAQUEURS DE DOIGTS/FINGERSCHNIPSER
  【出演】マルセイユ・バレエ
◆「ジジ・オ・ゼニト」より「素肌か羽か」
  【出演】ジジ・ジャンメール、リエンツ・チャン
◆「ジジ・オ・ゼニト」より「煙が目にしみる」
  【出演】ジジ・ジャンメール
◆「母なる地中海」MERE MEDITERRANEE
  【出演】フレッド・ベンドング、出演者全員

新書館から、このガラ公演の映像(60分)にルドルフ・ヌレエフとジジ・ジャンメールの「若者と死」の映像(17分)を加えたDVDが発売されています。フェアリーにて発売中。

CS(クラシカ・ジャパン)で放映されていたものを鑑賞しました。市販されているDVDと中身は同じだと思います。マルセイユ港につくられた野外ステージで行われたローラン・プティのマルセイユ・バレエ団就任25周年ガラの映像です。暗闇の中、ライトアップされたノートルダム・ド・ラ・ギャルドを背景にしたステージが、幻想的でとても美しかったです。客席には、ミハイル・バリシニコフ、アレッサンドラ・フェリなどプティ作品を踊った歴代の名ダンサーが勢ぞろいでした。前半は、バレエ度が高く、後半に行くにつれ、レビューやマイム、歌など、カジュアル度が高い舞台でした。以下、それぞれの作品について。

◆「マ・パヴロヴァ」より「白鳥」
チャイコフスキーの「白鳥の湖」の第四楽章をつかって、男性だけの白鳥の群舞が披露されていました。この作品自体は「マ・パブロワ」の映像にも収録されており、そちらは、以前鑑賞したことがあります。そちらの映像でも、この男性群舞による白鳥は、とても印象的でしたが、今回は、プティさんの説明によるとオリジナルを少しアレンジしたとのこと。作品自体、とくにドラマがあるわけではなく、どちらかというとシンフォニック・バレエというのでしょうか?音楽に合わせ、白鳥が踊っているだけで、そこに取り立てて感情らしきものはない印象。ダンサーたちのフォーメーションにばらつきがあって、やや統一感が欠けていたのが残念でした。どうしてもこの群舞は、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」と重ねて見てしまうし、ついつい比較してしまいたくなってしまうのですが、こちらには、ドラマと感情がないので、やはり心に訴える力は弱い気がします。ただ、「白鳥」の特徴を生かした振り付けではあったので、その点では、楽しめました。

◆「マ・パヴロヴァ」より「タイスの瞑想曲」
す・・・すばらしい!!(絶句)。今まで見たドミニク・カルフーニの踊りで、一番感動したかも。この演目を踊るカルフーニは、以前も「マ・パブロワ」の映像で見たはずなのですが、そちらの記憶がありません。しかし、この映像のカルフーニは、とてもとてもステキでした。いやはや、今まで、あまり好みのバレリーナさんではないと思い込んでいましたが、いつも目を奪われる足の甲の美しさは言わずもがな、ポール・ド・ブラ(腕の運び)の美しさにウットリ。そして、アイススケートかと思うほど摩擦力を感じさせない回転と、この重力感のなさは、いったい何なんでしょう?人間業とは思えません。浮遊感の塊のように軽いエアリーな雰囲気が本当に素晴らしかった。これは、パートナーのリエンツ・チャンのサポート力も多いに関係しているのでしょうが、本当に重さを感じさせない優雅なリフト&パ・ド・ドゥに、ひたすらうっとりさせていただきました。

◆「カルメン」 CARMEN
【出演】アルティナイ・アスィルムラートワ、ヤン・ブレックス
プティのカルメンを踊るには、美脚であることが最低条件だと思うのですが、今回のアルティナイ・アスィルムラートワさんも、素晴らしい美脚っぷりを披露してくださっております。ただ、風貌は、カルメンというより、エスメラルダっぽい印象で、踊りもなんとなくカルメンというよりはエスメラルダ風。カルメンには、ちょっと悪女っぽさが物足りない感じでしたが、踊りは素晴らしかったです。惚れ惚れするぐらいしなやかで美しく型が決まる方。ポワントで足踏みするところなんて、それだけで芸術のようでした。対して、プティ版のドン・ホセは、カルメンに振られちゃうにはカッコよすぎるという難点を感じさせる役どころなのですが、ヤン・ブレックス氏のドン・ホセは、それほどカッコよくない、どちらかというとオリジナルのドン・ホセに近い、振られる予感を感じさせるドン・ホセでした。悪女っぽくないカルメンと、カッコよくないドン・ホセという組み合わせでしたが、そこに「つかの間の愛」が見えたので、楽しめました。

◆ 「ラ・メール」LA MER
「海」というタイトルの作品。音楽を視覚化したシンフォニック・バレエというのでしょうか、水色のレオタード姿のダンサーたちによる群舞でした。振り付けを含め、全体的にとりたてて、印象に残るものでもなかったです。生で見ると、また違うかもしれません。

◆「ダンシング・チャップリン」CHARLOT
【出演】ルイジ・ボニーノ
これは、余興でしょ?バレエ公演を観にいって、これを出されたら、私だったらムカつくかも。チャップリンに扮したボニーノが、椅子を使ってコミカルなパントマイムをするだけです。手足の動きは綺麗でしたけどね。

◆「ボレロ」
これは、以前、単品で鑑賞したのと同じ映像なので、感想は、過去記事を御覧ください。

◆「クルー・カフェ」COULEUR CAFE
とてもラテンなノリのダンスでした。元気いっぱいで、しなやかなダンスで、明るい音楽もセットになって、思わず見入ってしまいました。

◆「フィンガー・スナップ」CLAQUEURS DE DOIGTS/FINGERSCHNIPSER
バレエだと思うと拍子抜けしますが、エンターテイメントとしては、面白い。だってモジモジ君たちによる、指パッチン踊りですから。ポール牧も参加させてあげたくなります。(笑)

◆「ジジ・オ・ゼニト」より「素肌か羽か」
◆「ジジ・オ・ゼニト」より「煙が目にしみる」
【出演】ジジ・ジャンメール
ジジ・ジャンメールによるレビュー(歌)ですね。ちょっとダンスがつく程度。しかし、あの年にしてあのスタイル、あの美脚健在ぶりには頭が下がります。本当に美しい足。

◆「母なる地中海」MERE MEDITERRANEE
全員で、フィナーレといった感じの作品。

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スレッドテーマ:バレエ ジャンル:学問・文化・芸術
 
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